うわ~!またいっぱい出てきた…
工程別総合原価計算、組別総合原価計算、等級別総合原価計算を勉強しているの?ポイントを押さえると簡単だよ。
ポイント?
それぞれ違いをおさえることが大切なんだよ。
教えて教えて~♪
工程別総合原価計算
工程別総合原価計算では完成までに2つ以上の工程があります。
工程別総合原価計算のポイントは、第1工程の完成品が第2工程の前工程費(直接材料費と同じ扱い)になる点です。
組別総合原価計算
同じ作業工程で違う種類の製品を作る場合、組別総合原価計算を使います。
組別総合原価計算のポイントは、共通している加工費を分ける点です。
等級別総合原価計算
同じ種類の製品でサイズが違う製品を作っている場合、等級別総合原価計算を使います。
等級別総合原価計算のポイントは、等価係数と積数を使って、完成品原価を各等級別製品に分ける点です。
赤字の部分を意識して、問題を解いてみよう。
なるほど~♪
これで総合原価計算の説明は完了だよ!
いっぱい出てきたけど、頭が整理された!
それはよかった!頭が整理されたら、次は「自分は今どのパターンを解いているのか」意識しながら、たくさんの問題にあたることが重要だね。
19 Comments
こんにちは。
工業簿記総仕上げ問題集(第三版)の155ページの問題、7−2について質問です。
第二工程で材料Bが追加投入されていますが、材料Bにはなぜ加工費がないのでしょうか。
材料Aには、第一工程でも第二工程でも原料費と加工費両方があるのに、なぜBは原料費だけなのか、分かりません。
よろしくお願いします。
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
P.121のポイント3を見てみてください。
本来は、材料費と加工費を別々のBOX図に書きます(入門生向け)。
上級生向けでは、これを一体化して書いています。
総仕上げ問題集Ch7-2のP.157の下書きを見てみましょう。
BOX図を入門生向けの書き方に直してみると、次のようになります。加工費は第1工程、第2工程で発生しているもので、それぞれの材料で発生しているものではありません。
第1工程
・原料A
・加工費
第2工程
・前工程費のBOX図
・原料BのBOX図
・加工費のBOX図
工業簿記は基本が大切ですので、材料の追加投入について、テキストCh9-5,Ch9-6を復習しておきましょう。
お忙しいところ丁寧にご返信ありがとうございます。
理解できました。
今まで、加工費はそれぞれの材料に対して発生していると思っていたので、そうではないと気づけて良かったです。
解決したようで良かったです。
はじめまして、テキストにお世話になっております。
工業2級のP242工程別総合原価計算の回答で質問があります。、
総合原価計算表の空欄と仕掛品勘定の製品部分はわかったのですが、
仕掛品勘定の加工費と月末有り高がわかりませんでした。
月末有り高については「第一工程の月末有り高も、第二工程の月末有り高も両方仕掛品」という事でいいのでしょうか。
加工費についてはさっぱりわかりません。なぜ当月投入分の加工費だけでいいのでしょうか。
よろしくお願いします。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
工場の工程が分かれていない(工場全体の話)と考えると、仕掛品勘定の金額がわかりやすいと思います。
工場全体での月末の仕掛品を考えてみると、第1工程と第2工程の月末仕掛品、どちらも月末仕掛品です。
工場全体の加工費を考えてみると、第1工程で投入した加工費と第2工程で投入した加工費、どちらも工場全体で投入した加工費です。答案用紙に書いてある加工費の当月投入額を見てみると、2,520,300円と1,642,800円がありますので、これを合計すると工場全体の加工費4,163,100円となります。
理解できました。ありがとうございます。
解決したようでよかったです。合格を応援しています!
工業簿記問題集P162の仕掛品の解答欄について質問です。原料費14,800は、第1工程の原料費のみの金額で、加工費は第1工程、第2工程の加工費を合計した数字、さらに月末有高も第1、2工程の合計になっています。月初有高が()になっていたら、どのようにして導きだすのですか?
丸覚えしないと仕方ないのでしょうか?理解できていないかもしれません。教えてください。
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
基本がわからなくなったら、テキストに戻るのが解決の近道です。工業簿記のテキストP.238を見てみてください。
工程別計算の場合、材料の投入は第1工程だけです。第2工程は、第1工程が終わったものを前工程費として、加工しているだけです。
テキストを読んでもわからなくなったら、追加でお聞きください。
理解できました。ありがとうございました。
とてもお世話になっております。
著者様のお人柄含め、こちらのサイトが大好きです。
等級別総合原価の手書き部分ですが、
完成品原価の24,000と36,000の単位が「個」になっています。
気になったのでコメント残しました。
コメントありがとうございます。
ご指摘くださり、ありがとうございます。個を円に修正致しました♪
はじめまして
アプリ購入特典の2級実践問題2019の2
第4問の問4、問5について教えて下さい
差異を求めるときに予定-実際の式になることは分かってるつもりですが、
問4の修繕部費の差異は、予定-実際で12,400の借方差異というのは理解できます。
問5の解説に書いてある7,914,000+416,000という部分が感覚的に理解できません。
416,000は修繕部費の予定金額で、実際発生額の第一製造部門費7,914,000にプラスしたら予定-実際にならないのでは?と思います。
感覚的には、修繕部費の実際発生額のうち第一製造部門に配賦した額(本問題では分かりませんが)と7,914,000を足した数字を予定配賦額8,280,000から引くという感じがします。
何か根本的な部分の見落としがあるのでしょうか
よろしくお願いします
アプリをお使いくださり、ありがとうございます。
問題文の2行目に「補助部門費は製造部門に予定配賦している」と指示があるからです。ごろうさんのやっていることは「補助部門費が実際配賦」となってしまいます。指示を無視することとなり、不正解となります。
解答のP.27の問4と問5のT字勘定を見てみると、どの部分が予定配賦額なのかがわかると思います。
なぜこのようにしていのか、というと、補助部門費(修繕部費)を予定配賦することで、補助部門費で発生した配賦差異(これは補助部門が原因で発生した原価差異)と各製造部門費で発生した配賦差異(これは製造部門が原因で発生した原価差異)を分けて把握することができるためです。
仮に、補助部門費を実際配賦した場合、原価差異がすべて製造部門費で発生することになります。例えば、修繕部のベテランの従業員が退職してしまい新しい従業員に入れ替わったため、修繕時間が当初は月100時間だったのに、実際には月104時間かかってしまったため、原価差異が発生したとします。実際配賦の場合、修繕時間が多くかかったことによる原価差異の責任を製造部門が負うことになってしまい、工場長が原因を正しく把握することができなくなってしまいます。部門ごとに予定配賦することで、それぞれで原価差異が把握することができるのです。
ありがとうございます。完全に見落としてました。なんとなくやってたらダメですね…。
解決したようでよかったです。今のうちに間違えておけば、本試験で間違えないので、大丈夫ですよ。合格を応援しています!
パブロフ簿記、あらゆる面で活用させてもらっています!だいすきです!
ありがとうございます!