子会社株式と関連会社株式は、どのように仕訳を行うのか見ていきましょう。
仕訳について
子会社株式と関連会社株式の仕訳は次のとおりです。
どちらも原価法ですから、決算整理仕訳で評価替えを行いません。仕訳自体は簡単ですので、悩むことはないでしょう。
タイミング | 仕訳 |
子会社株式を取得したとき | 子会社株式100/現金預金100 |
関連会社株式を取得したとき | 関連会社株式100/現金預金100 |
決算整理仕訳 | 仕訳なし |
子会社株式、関連会社株式を売却した場合、次のようになります。
現金預金120/子会社株式 100
関係会社株式売却益20
現金預金 90/関連会社株式100
関係会社株式売却損10
貸借対照表の表示名
子会社株式と関連会社株式は、固定資産の投資その他の資産に関係会社株式として表示されます。
連結会計と持分法
子会社株式を取得した場合、連結会計を行うことになります。
関連会社株式を取得した場合、持分法を適用することになります。
持分法は簿記1級の範囲です。
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1 Comments
とても分かりやすかったです(棒)
次回受けるので頑張ります!