連結財務諸表(連結貸借対照表と連結損益計算書)の解き方が本を読んでもわからない!
連結修正仕訳ってどうやって書くの?
連結会計が苦手なのですが、コツを教えてください。
そんな声にお応えしました!
パブロフ簿記の著者が解いているビデオを見れば、一目瞭然。
連結精算表の解き方ビデオ
<ポイント>
・まずは連結修正仕訳を書けるよう練習。
・連結財務諸表はやってみると解きやすい。
・得点しやすい部分を理解しておこう。
オリジナル問題を利用しています。下記からダウンロードしてお使いください。
もっと練習したい方はこちらをお使いください♪
パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 2021年度版 |
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【簿記2級向け】
14 Comments
こんにちは。現在、2月の試験に向けて簿記2級の勉強をしています。
問題集p.242(Chapter8の2)の連結精算表について、どうにも腑に落ちなかったことがありました。
損益計算書の「当期純利益」の欄について、解答ではP社・S社の数値を足した後、貸方の金額をプラス、借方の金額をマイナスして連結損益計算書の金額を算出しています。
私は「純利益は貸方の収益ー借方の費用により、黒字であれば借方に生じるものだから借方がプラス、貸方がマイナス」と逆に考えていたのですが、結果は逆でした。
純利益のプラスマイナスと借方貸方の位置は連結会計の根幹に関わってくるため、勘違いであれば早めに直しておきたいのですが、果たして私の認識は根本的に間違っているのでしょうか。
基礎的なことで恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
今一度自分で考えてみました。普通の損益計算書と同様に収益ー費用と考え、「純利益」という勘定科目にとらわれず「収益である貸方をプラスし、費用である借方をマイナスする」ということになりますでしょうか。
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
>普通の損益計算書と同様に収益ー費用と考え、「純利益」という勘定科目にとらわれず「収益である貸方をプラスし、費用である借方をマイナスする」ということになりますでしょうか
おっしゃる通りです。貸方は収益、借方は費用のイメージで大丈夫です。同じように下記のように計算することもできます。
親会社株主に帰属する当期純利益
P社630,000+S社140,000+724,000-820,600=673,400
ありがとうございます。おかげさまでスッキリしました。
今年中に何としても合格します!
いつもアプリや参考書でお世話になっております。すごくわかりやすくて、本当に助かっています!ありがとうございます。
日商簿記二級総仕上げ問題集176ページChapter6の問題2について質問させてください。
役務原価に、(報酬)と(その他)がありますが使い分けについて、詳しく教えていただけないでしょうか。
今回は報酬のみ仕分けに登場しますが、その他を使うときはどのような問題の場合なのでしょうか。
恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
アプリやテキストをお使いくださり、ありがとうごうざいます。
役務原価(報酬)と(その他)の使い分けは、会社によって違いますので、簿記の問題では問題文の指示に従います。
一般的な例ですと、役務原価(その他)とは、派遣スタッフの交通費や旅費、その他の経費などが入ると思います。会社によっては販売費及び一般管理費に計上する会社もありますので、ケースバイケースですね。
動画大変参考になります
2級では、連結会計でつまづいています。
動画11分39秒で「内部取引の相殺消去」で
「引き継ぐときに消えてしまうんです」とおっしゃています。
「引き継ぐときに純資産に影響のないものは消えてしまうので前期までのものはしなくてよい」ともおっしゃっています。
これがよくわかりません。なぜ「引き継ぐときに純資産に影響のないものは消えてしまう」のでしょうか?
コメントありがとうございます。
連結会計では、開始仕訳として書くのは「純資産に影響がある仕訳」だけなのです。開始仕訳の対象とならないため、引き継ぐときに消える、ということをいっています。
内部取引の相殺消去は、資産と負債の相殺、収益と費用の相殺ですので、どちらも純資産が増加減少しません。このため、開始仕訳として書かないのです。
理由を一言で言うと、連結修正仕訳のすべてを開始仕訳として書くのは大変なので、親会社の株主に影響がある「純資産」が増加減少する仕訳だけに絞ることで、対象を減らして、事務処理が楽になるようにしています。
例えば、内部取引の相殺消去は、前期末に残高が残っていて、当期に残高がなくなっているものもあります。前期末の残高を内部取引の相殺として開始仕訳として書いた後に、当期に残高がなくなっているので、開始仕訳を取り消す仕訳を書くこととなり、処理が煩雑になってしまいます。子会社が数百社もあるのに、すべての親子会社間の取引を過去数十年と当期の分をすべて把握するのは大変です。このため、内部取引の相殺は、当期の残高として取り消す、という風になっているのです。
連結会計は、ステップに従って流れで解くと理解がしやすいです。テキストの解き方を真似するのが理解への近道です。
いつも素敵な講座ありがとうございます!お陰で順調に独学ができます。
パブロフのテキストも解説が丁寧で、2級の工業簿記も商業簿記も、初めて全部解き終わることができました。(これまで10年ほど、挫折していました。)
連結貸借対照表の資本剰余金、動画では4万となっていますが20万ですよね?(解答は20万となっているのでただの書き間違えかとおもいますが。)
P残とS残合計から開始仕分けの資本剰余金期首残4万を引いて20万。
これからも楽しみにしています!
コメントありがとうございます。
動画の金額に誤植がございまして大変申し訳ございませんでした。この部分、書き間違えておりますが、YouTubeは動画の修正ができないので、そのままとなっておりますが、解答の金額が正しいですので、解答を参照して頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
先生からのポイントを意識して問題を何度も解いてみようと思います。
あと1カ月頑張ります。
残り1か月、まだまだ伸びますので、勉強頑張ってください!
こんにちは。
アプリと、書籍を使って簿記2級を勉強しています。
連結会計でよく理解できない点があります。
もし、お時間があればご返答ください。
連結会計の問題で
①P社からS社への売上高は〜円
②S社の期末商品棚卸高の内ー円はP社から仕入れたもの
なお、P社はS社に対して原価の10%増しで販売している
みたいな問題をよく見かけます。
①は内部取引の相殺
②は未現実利益の相殺
になります。
この相殺が、よく逆で修正してしまいます。
内部取引の相殺と未現実利益の相殺では
問題の書き方に何が違ってからのでしょうか?
よろしくお願いします。
アプリとテキストをお使いくださり、ありがとうございます。
①と②は、仕訳を書く目的が違いますので、何をしているのか、次のことを意識してみると間違えないと思います。
①1年分の売上と売上原価をマイナスする。
②期末に残っている商品の在庫を調整する。
演習量が足りないかもしれませんので、たくさん解いて慣れることも大切です。残り1か月、合格目指して頑張りましょう!