初めてのT字勘定(総勘定元帳)の書き方講座

パブロフくん???

お兄さん・・・。(パブロフくんが頭を抱えている)

パブロフくんあっ、お兄さん。

お兄さん・・・。(ここは気がつかない振りを)

パブロフくんお兄さん、お兄さん!!ちょっとピンチなの!

お兄さんおぉ、パブロフくん。どうしたの?

 

T字勘定の書き方

T字勘定とは、仕訳をまとめるために作成する図のことで、総勘定元帳を省略したものです。T字勘定を書かなくても問題は解けますが、T字勘定を書いた方が理解しやすい場合もありますし、問題の解説でT字勘定が書かれている場合もあります。また、試験に出題される「総勘定元帳」の書き方は、T字勘定と同じです。

 今回はT字勘定の書き方について学びましょう。 

 

T字勘定を書いてみよう

仕訳を書けないと理解は不可能です。
仕訳を覚えていない方は、他の記事を読んでください。

例:次の取引に基づき、支払家賃勘定と前払家賃勘定を記入しなさい。
前期より、毎年9月1日に一年分の家賃1,200円を前払している。
(会計期間1月1日~12月31日)

<解き方>
まず、仕訳を書きます。①再振替仕訳、②9月1日の仕訳、③決算整理仕訳。
決算日において、1月1日~8月末の8か月分を前払いの状況です。
1,200円÷12か月×8か月=800円

仕訳が書けたら、下のイラストのように、埋めていきます。

T字勘定

パブロフくん右か左か、わかんなくなっちゃう。

お兄さん右左は自分の仕訳が書いてある方向。書くのは相手科目だね。

パブロフくんえっ?

お兄さん…。とにかく何回も書いて慣れる事が大切だね。

パブロフくんパブロフ、手を動かす!やるぞやるぞ♪

 

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仕訳のスピードアップ

8 Comments

  1. じぇんとるまん on 2019年12月31日 at 16:49

    こんにちは。いつもお世話になっております。恥ずかしなら、アプリのQ39の間接工のT勘定が理解できません。前月賃金未払高は貸方→振り替えるので借方、当月賃金未払高は借方矢印貸方ではないのでしょうか?混乱しています。よろしくお願いします。

    • パブロフくん on 2020年1月15日 at 12:34

      アプリをお使いくださり、ありがとうございます。
      過去に出題された問題を入れたのですが、説明も短く混乱してしまったようで申し訳ございません。
      下記の(1)(2)のパターンがありますが、テキストでは(1)で学習します。まずは(1)で覚えて頂けますと幸いです。
      過去に(2)の内容が出題されましたので、アプリに掲載しましたが、(2)の内容は暫く出題されていませんので、次回のアップデートで(1)の内容になるよう、問題を改題いたします。よろしくお願いいたします。

      (1)賃金勘定を中心に記入する場合
      ①前月繰越200,000の繰越記入
      仕訳なし

      ②再振替仕訳
      未払賃金200,000/賃金200,000

      ③現金支払800,000
      賃金800,000/現金800,000

      ④当月発生額780,000
      仕掛品780,000/賃金780,000

      ④決算整理仕訳
      賃金180,000/未払賃金180,000

      ⑤翌月繰越180,000の繰越記入
      仕訳なし

      この場合、未払賃金は次のようになります。
         賃金
      ーーーーーーーーーー
      800,000|200,000
      180,000|780,000

         未払賃金
      ーーーーーーーーーー
      200,000|200,000
      180,000|180,000

      (2)本問(未払賃金を中心に記入する場合)
      前月の再振替仕訳と当期の決算整理仕訳を行わない。

      ①前月繰越200,000の繰越記入
      仕訳なし

      ②現金支払800,000
      未払賃金800,000/現金800,000

      ③当月発生額780,000
      賃金780,000/未払賃金780,000
      仕掛品780,000/賃金780,000

      ④翌月繰越180,000の繰越記入
      仕訳なし

      この場合、未払賃金は次のようになります。
         賃金
      ーーーーーーーーーー
      780,000|780,000

         未払賃金
      ーーーーーーーーーー
      800,000|200,000
      180,000|780,000

  2. 簿記受験生 on 2019年7月11日 at 12:38

    パブロフ君の3級簿記アプリでレベル1の14/92売上原価の算定の解説について質問があります!解説で「仕入」勘定で売上原価を算定するときは、当期仕入れた商品が既に「仕入」勘定に計上済みですので仕入の残高800(左側、貸方)です!とあるのですが、仕入たとき費用だから借方ですよね!残高の多い方は借方だから借方残高ではないのでしょうか?
    ただ単に残高であれば貸方と言うのも納得出来るのですが❗

  3. うにゅる on 2019年5月28日 at 22:34

    T字のボックス図についてです。
    材料や、変動、固定製造原価など様々なボックス図が出てきますが、標準原価計算では借り方が実際額で貸方が予定額になりますよね。しかし借方が予定額で貸方が実際額のものも出てきますよね。(工業総仕上げ問題集Chap1-7など)

    1、どちらに実際額、どちらに予定額を書くのか。その判断の仕方
    2、ボックス図といっても、月初月末のフロアがあるものと無いもの(ただのTのもの)がありますが、その使い分け方

    以上2点についておしえてください。

    • パブロフくん on 2019年6月1日 at 10:13

      総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
      総仕上げ問題集のCh1-7は、実際原価計算の予定(テキストCH02~05)の問題です。標準原価計算の問題ではありません。

      1.実際と予定の違い
      T字ボックスは総勘定元帳と同じですので、仕訳とT字ボックスの対応を確認しましょう。
      テキストP.049に仕訳と勘定の記入の例題がありますので、一度テキストの内容を復習してみてください。予定を使うのは、材料から仕掛品へ振り替えるときです。

      2.月初と月末
      問題によって、月初と月末が与えられていれば、ボックス図に書いておけば大丈夫です。月初と月末が与えられる場合は、実際消費高を貸借の差額で計算する問題(原価差異を求める問題)が多いです。こちらもテキストP.049の例題を解けば理解できると思います。
       月初+仕入高-月末=実際発生額
       予定消費額-実際発生額=原価差異

      >標準原価計算では借り方が実際額で貸方が予定額
      標準原価計算の記帳方法には、シングル・プランとパーシャル・プランの2つがあります。標準原価計算は、月初と月末も標準原価を使います。詳しくはテキストP.270~283を復習してみてください。

  4. きいお on 2019年2月14日 at 20:43

    ありがとうございました!
    (*^▽^*)

  5. きいお on 2019年2月7日 at 23:35

    いつもお世話になっています。
    簿記の勉強中です。こちらの図にある、前払家賃の「繰越残高800」はどこから求めるのか、教えて下さい!
    (あと、できればこの場合の、前期繰越、次期繰越、損益の求め方が、知りたいです)
    よろしくお願いします。

    • パブロフくん on 2019年2月13日 at 16:06

      コメントありがとうございます。
      800円の計算方法を追加しました。前期繰越800、次期繰越800、損益1,200となります。これはT字勘定の差額で計算して求めます。
      一度、テキストCH15を復習しておきましょう。

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