減価償却って累計額とかいろいろ出てきて、変なの~。
減価償却は、どうなってるか理解して、下書きを確立させたらすごく簡単なんだよ。
ほんと!?教えて教えて!!
どうしよっかな~。
え~~~!?ねぇねぇ♪(しっぽフリフリ)
うぅ、、かわいい、、、。パブロフくんが、だんだん世渡り上手になってきた気がする、、、。
減価償却(定額法)とは?
減価償却
減価償却は、購入した固定資産を、使ったり時間がたったりすることによって価値が減っていくのを数字で表すことです。
1,000円で買った車両が、5年間で100円の価値まで減る場合、「5年間」のことを『耐用年数』、「100円」のことを『残存価額』といいます。
■耐用年数 車両が何年使えるか。
■残存価額 耐用年数が経過した後、いくらで売れるか。
パブロフくんの新品のリアカー「車両」は、5年後100円の価値しかありません。残存価額100円とは、5年後にボロボロになった車両の鉄をスクラップとして売ったら100円になるということです。問題によっては、この残存価額が0円の時があります。耐用年数経過後、何の価値もなくなってしまう場合には、残存価額が0円になります。
解く時のポイント
耐用年数が何年か、残存価額がいくらか、しっかり問題文を読んで、下書きに書くことが大切です。
定額法
定額法とは、1年(正確に言うと1ヵ月)ごと定額に減価償却すると仮定する減価償却の方法です。簿記3級では定額法しか出題されませんが、簿記2級では定率法や生産高比例法も学習することになります。
減価償却(定額法)の解き方
次の取引について仕訳しなさい。¥1,000で購入した備品について定額法により減価償却を行う。残存価額は取得原価の10%、耐用年数は5年とする。間接法で記帳している。
<解答>
(借方)減価償却費 180 (貸方)減価償却累計額 180
<解き方>
計算は次のように計算式を下書き用紙に書いて解きましょう。紙に書かないとケアレスミスが増えてしまいます。
(1,000-1,000×10%)÷5=180
※注意点
日商簿記の問題でも新しく取得した固定資産の残存価額が0円で計算されることがあります。問題文の指示に従ってください。
固定資産売却の解き方
次の取引について仕訳しなさい。5年前に取得した車両(取得価額¥900、減価償却累計額¥600、当期減価償却費¥100)を¥300で売却した。売却代金は翌月末受け取る。
<解答>
(借方)減価償却累計額 600 (貸方)車両 900
減価償却費 100 固定資産売却益 100
未収入金 300
<解き方>
① 当期減価償却費(期首から車両売却までに発生した減価償却費)を計上する。
減価償却費100 /
② 売却代金の受け取りは翌月末なので「未収入金」を書く。
減価償却費100 /
未収入金300
③ 売却したので「減価償却累計額」「車両」の残高が0になる。
減価償却費100 /車両900
未収入金300
減価償却累計額600
④ 差額が右なので「固定資産売却益」と書く。
減価償却累計額600/車両 900
減価償却費100 固定資産売却益 100
未収入金300
パブロフ、今回は大丈夫。
でも、減価償却はまだつづきがあるんだ。簿記2級を受けるなら…。
えっ!?
54 Comments
2024年度版日商簿記3級テキスト&問題集の122ページ問題2について
ダウンロードした回答用紙の回答欄が1行足りませんでした。
可能であれば修正お願いします。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
回答用紙の行が足りない点、ご迷惑をおかけいたしました。出版社に該当部分を修正する旨、連絡いたします。
誤植を教えてくださり、誠にありがとうございます。
はじめまして、どうしてもわからないことがあり質問させてください。
3級のテキスト358P
固定資産台帳のところなのですが
管理番号1001のところで
x1年に50,000,000円で購入し(25年)
期首累計額がなぜX9年のときに 期末までの7年なのかわかりません。
1 2 3 4 5 6 7 8 年と原価償却すれば
9年の頭には8回償却されてるので8年ではとおもってしまうのですが、
テキストには7年と書いてあります。
この部分教えていただけないでしょうか?
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
年数に悩んだときは、一度期間をすべて書き出してみると間違いにくいです。
X1年4月1日~X2年3月31日 1年目
X2年4月1日~X3年3月31日 2年目
X3年4月1日~X4年3月31日 3年目
X4年4月1日~X5年3月31日 4年目
X5年4月1日~X6年3月31日 5年目
X6年4月1日~X7年3月31日 6年目
X7年4月1日~X8年3月31日 7年目 ←当期首はここまで
X8年4月1日~X9年3月31日 8年目 ←当期末はここまで
こちらで大丈夫でしょうか。
商業簿記2級アプリを使用しています。
以下の問題と解説について質問です。
減価償却ー定額法③
次の取引の決算整理仕訳を行いなさい。
【構築物】
帳簿価額 ¥900
耐用年数 10年(前期首取得)
残存価額 0
償却方法 定額法
記帳方法 直接法
<解き方>
①当期の「減価償却費」を定額法で計算する。直接法なので、帳簿価額=取得原価−減価償却累計額となっている。前期首に取得しているので、帳簿価額900を残り9年間で償却を行う。「減価償却費」が増えるので、左に書く。
900÷9年=100
減価償却費100/
②直接法なので「構築物」を使う。「構築物」が減るので、右に書く。
/構築物100
以下質問です。
『前期首に取得しているので、帳簿価額900を残り9年間で償却を行う。』
と解説にありますが、有形固定資産は使用期間に伴う耐用年数の減少はないと認識していたのですが、この場合は減少するのですか?
今のところ他の問題は前期以前に取得していても耐用年数は減少しない解説だったのですが、上記の問題の場合はなぜ減少するのか教えていただきたいです。
アプリをお使いくださり、ありがとうございます。
記帳方法が「直接法」と「間接法」で解き方や考え方が違いますので、まずは違うもの、という理解をしましょう。
耐用年数が減少しているわけではありません。耐用年数が到来するまでに、残り使える期間が毎年減っていっています。「取得時は今後10年間使える」「1年後には、今後9年間使える」というように残りの使用期間はどんどん減っていきます。また、本問の減価償却は記帳方法が「直接法」です。帳簿価額と取得原価は違います。
以上を踏まえて、例題を使って、X1年4月1日に取得した場合の取引の流れと仕訳を説明します。
(1)X1年4月1日 取得時
・取得原価 1,000
・耐用年数 10年(前期首取得)
・残存価額 0
・償却方法 定額法
・記帳方法 直接法
構築物1,000/現金1,000
(2)X2年3月31日 決算整理
下記の計算式は耐用年数10年で1,000円がゼロになるように、減価償却を行う、という意味。
(1,000-0)÷10年=100
減価償却費100/構築物100
(3)X2年4月1日 当期首の残高
・構築物 900
(4)X3年3月31日 決算整理
・決算整理前の構築物 帳簿価額900、減価償却費は(2)と同じ。
(1,000-0)÷10年=100
減価償却費100/構築物100
上記(4)を「直接法」の考え方で見てみましょう。「前期に1年分使ったので、残り使える期間は当期を含めて9年」です。つまり、帳簿価額900円は残り9年使うと、9回の減価償却費の決算整理仕訳を行われ、最終的に残存価額ゼロになります。これを計算式にしたものが本問の計算式です。
帳簿価額900÷残り9年=100
減価償却費100/構築物100
これは(1,000-0)÷10年=100と同じ結果になります。
この考え方・解き方は無形固定資産の償却と同じで、テキストP.151 Q4にソフトウェアの問題がありますので、お持ちでしたら、合わせて復習してみると理解が深まると思います。
帳簿価格と取得原価、並べて見ると違いを理解しているつもりでしたが、単体だときちんと理解できていない=問題の内容も理解できてなかったことがわかりました!
とても分かりやすい説明をありがとうございます!
テキストも持っているのであわせて復習してみます!
解決したようで良かったです。合格を応援しています!
お世話になっております。
簿記3級第4版を使って勉強させていただいてますが、p.130で減価償却累計額が2700なのが分からないです。
減価償却費が200なので百の位が奇数になるのが腑に落ちません。
どーゆー計算で2700が出てくるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
本問の例では、下記の設定で減価償却をしている、と考えてください。
設定:備品の取得原価10,000円、残存価額1,000円、耐用年数15年、当期首までの使用期間54か月、当期首から売却までの使用期間4か月。
減価償却累計額 (10,000-1,000)÷15年÷12か月×54か月=2,700円
減価償却費 (10,000-1,000)÷15年÷12か月×4か月=200円
よろしくお願いいたします。
こんにちは。減価償却についての質問です。
ネット試験で「備品は今年で耐用年数が終わるが、このまま使い続けるので残存価額を1円にして償却する」といったような問題を初めて解きました。
この場合、借方の減価償却費を計算より1円減らして、貸方の減価償却累計額も同額にする、という仕分けが正しいのでしょうか?
お手数ですが、よろしくお願いいたします。
問題文の指示に従い、そのように仕訳を行うことになります。償却が終わった備品は、帳簿価額1円として残りますので、備忘記録として残ることになります。
質問失礼します|・д・。)
簿記三級の総仕上げ問題集の
45ページ、2問目の減価償却で
累計額を調べる式で
×12ヶ月をして、÷12をしているのは
何故ですか?
同じような問題の 25ページ
1問目だと、累計額を調べる式だと
×12も÷12もしていません
お時間ある時に教えて頂けると
嬉しいです よろしくお願いします汗
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
P.24の問題はX26年1月7日に買って、X26年1月〜12月までの1年間使用しています(決算日が12月末)。
一方、P.45の問題は、X27年2月に買ってX27年2月〜3月で2か月までの2か月間使用しています(決算日が3月末)。
このため、P.45については減価償却累計額も月数で計算しています。
お忙しい中ご返信有難う御座います
なるほど…2ヶ月分の期間があるから
累計額も月数(÷12)計算するんですね!
3年と2ヶ月(使用期間)に×12ヶ月して
38ヶ月になるのはどうしてでしょうか…
何度もご質問申し訳ないです
1年は12か月ですので、3年で36か月です。3年(36か月)と2か月を合計すると38か月になります。
わかりにくいようでしたら、次のように書き出してみると理解しやすいです。
X27.2.1〜X27.3.31 → 2か月
X27.4.1〜X28.3.31 → 12か月
X28.4.1〜X29.3.31 → 12か月
X29.4.1〜X30.3.31 → 12か月
合計 2+12+12+12=38か月
詳しく教えて下さりありがとうございます!!
わかりやすく教えて下さりありがとうございます!!
よせだ先生こんにちは。
パブロフ簿記2級スマホアプリの「ソフトウェアの償却」の問題について教えて下さい。
「ソフトウェアは前期首に取得したので5年-1年の残り4年間で償却すればよい」と記載ございますが、
固定資産の減価償却の問題では耐用年数を減らさないですよね?
耐用年数を減らす場合と減らさない場合の見分け方を教えて頂けましたら幸いです。
(いまパブロフ簿記商業簿記総仕上げ問題集2020年度も解いています)
アプリをお使いくださり、ありがとうございます。
ソフトウェアの基本があいまいかもしれませんので、基本を固めるためにテキストP.157の無形固定資産の償却計算を復習しましょう。有形固定資産(建物や備品など)と違い、無形固定資産では「残存価額0円、定額法のみ、直接法のみ」で償却を行います。記帳方法が直接法の場合、固定資産の勘定科目から償却額を直接減額します(テキストP.138参照)。
アプリの問題を例にすると、ソフトウェアの購入時から償却まで、次のように取引が行われています。
①購入時
ソフトウェア400/現金400
②1年目の償却
ソフトウェア償却80/ソフトウェア80
③2年目の償却【本問】
ソフトウェア償却80/ソフトウェア80
今のうちに、減価償却の直接法と間接法を確認し、無形固定資産の償却について復習しておきましょう。
減価償却しても、備品のの値段は引かれないのはなぜですか?耐用年数1年ごとに備品価値は減価償却費分減っていく思うのですが。教えて下さい。
備品の金額はそのままですが、減価償却累計額が増えます。このため、(備品-減価償却累計額)の金額は減っていきます。
日商簿記3急のテキストp78~79の減価償却費の例題ですが、例題1と例題2は同じく2年前に取得したことが前提となっております。しかし、回答を拝見すると例題1はX2がされておらず、例題2はX2がされております。その違いは何でしょうか。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
減価償却費は、当期の減価償却の金額です。1年分です。
減価償却累計額は、取得時~当期首までの減価償却費の合計額です。2年前に取得したので2年分です。
なお、簿記3級は2019年4月に大幅な範囲改定ございまして、お使いの第3版では古い内容となっております。第4版をお使い頂けますと幸いです。
質問です
減価償却累計額の計算なんですが貸借対照表に記入する時
建物3,000,000で、残存価格ゼロ、耐用年数30年
で、減価償却累計額が1,000,000引いて2,000,000なんですが、
計算すると100,000にしかなりません。どうしてですか?
取得日~当期末までの期間がわからないと減価償却累計額が計算できないので、問題を見ないと何とも言えません。
なお、他社のテキストや問題集の質問は受け付けておりませんので、ご了承頂けますと幸いです。
減価償却費の計算で質問があります!
上の例題で取得原価1,000円残存価額10%耐用年数5年
1,000×0.9÷5=180
減価償却費180/減価償却累計額180
は取得した期末決算の整理仕訳の後の
①2年、3年と経過した場合の計算方法は耐用年数を減らすのでしょうか?
②一年目の減価償却費180×2年=360円これで宜しいのでしょうか?
宜しくお願い致します
訂正させて頂きます。二年目の打ち間違いです。大変申し訳御座いません。
②二年目の減価償却費180×2年=360円これで宜しいのでしょうか?
宜しくお願い致します
コメントありがとうございます。
定額法の減価償却費は次の計算式で求めます。
(取得原価-残存価額)÷耐用年数
①耐用年数は減らしません。
②減価償却費は180です。
基本が大切ですので、一度、テキストP.074を確認しておきましょう。
簿記二級獲得をめざしてテキストを使っています。
P148のQ1固定資産の売却の練習問題がよく分からなくなってしまったのですが、回答の❸でなぜ累計額相当額を使うのでしょうか?残存価額の360,000円を使いたくなってしまうのですが‥
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
まず、テキストP.142の例題1と例題2を読んでみると理解がしやすくなりと思います。
■P.148Q1の説明
本問は直接法です。取得から前期末までの減価償却の仕訳を書くと次のようになります。
1年目(400,000-400,000×10%)÷9年×6か月÷12か月=20,000
減価償却費20,000/備品20,000
2年目(400,000-400,000×10%)÷9年=40,000
減価償却費40,000/備品40,000
3年目(400,000-400,000×10%)÷9年=40,000
減価償却費40,000/備品40,000
本問(4年目)
期首の備品の帳簿価額は、400,000-20,000-40,000-40,000=300,000です。売却によって、備品の帳簿価額300,000がゼロになるので備品が300,000減ります。
このため、備品300,000を右側(貸方)に書きます。
これを読んでもよくわからない場合は、テキストP.142の例題1と例題2を自分で仕訳を書いてみてみましょう。
それでもわからない場合、固定資産の売却の仕訳は、簿記3級で学習済みの内容ですので、一度簿記3級のテキストに戻ってみると理解がスムーズかもしれません。
申し訳ありません、表示がおかしいため再度コメントします!
初めまして。3級のテキストと問題集で大変お世話になっています。
固定資産の売却の問題で質問がありコメントしました。
パブ簿記とは別の問題集なのですが
問題文に 当期首に備品を売却した とかいてある場合は当期に減価償却していないとみなして、借方に減価償却費を計上しないのでしょうか。
減価償却費を書く仕訳を定型で覚えていたら間違ってしまったので、不安になってしまいました。。
ご回答のほどよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
まず、テキストP.079の豆知識「固定資産を売却したときの減価償却費」を見てみましょう。
期首の場合、当期にまだ使用していない状況ですので、減価償却費を計算する場合、0か月と考えます。ですので、減価償却費0となり、借方に減価償却費を書く必要はありません。
一度、テキストを復習してみましょう♪
返信がおそくなりました。
あれから見直し、減価償却がだんだんわかってきました。
期中に購入して月割になるときも、
まず下書きの図を書いて月数を指折り数えて…で、苦手分野ではなくなりました。
細かいご指導ありがとうございます。
理解できたようで良かったです。勉強頑張ってください♪
申し訳ありません。
表示がおかしくなったためもう一度コメントします!
初めまして。3級のテキストと問題集で大変お世話になっています。
固定資産の売却の問題で質問がありコメントしました。
パブ簿記とは別の問題集なのですが。。
問題文に「当期首に売却した」とかいてある場合は当期には減価償却していないとみなして、借方に減価償却費を計上しないのでしょうか。
売却時に減価償却費を書く仕訳を定型で覚えていたらその問題を間違ってしまったので、不安になってしまいました。。
別の問題集での質問で申し訳ありませんが、
ご回答のほどよろしくお願いします。
初めまして。3級のテキストと問題集で大変お世話になっています。
固定資産の売却の問題で質問がありコメントしました。
パブ簿記とは別の問題集なのですが
問題文にとかいてある場合は当期に減価償却していないとみなして、借方にを計上しないのでしょうか。
減価償却費を書く仕訳を定型で覚えていたら間違ってしまったので、不安になってしまいました。。
ご回答のほどよろしくお願いします。
いつも丁寧な説明をありがとうございます。
問題集の中で、前期の4月15日から使用を開始した備品というものがあったため(3月末決算)、使用期間を350日(365-15)と考えて減価償却の計算をしたのですが、解説には4月途中で取得したとしても月の初めに取得したものとして1年分計算すると書かれていました。
減価償却は債権債務の利子計算とは違い日数を計算に考慮しないのでしょうか?
よろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
減価償却費は月割計算で行います(会計と税法のルールで決まっています)。利息の計算は日数計算で行うことが多いです(民法で決まっています)。それぞれ根拠が異なりますので、別々の処理を行います。
こんばんは。いつもサイトの問題を参考にさせていただいています!
利用月数についてなのですが
h23 1/4〜h27 3/30までに売却して
決算日が12/31のときに
四年と 三ヶ月となったのが正しいと先生に言われたのですが
どうやって一年、一ヶ月と括って考えているのかがわかりません、、、、。
いつも指で23、24、25、26、27!
じゃあ五年?と答えを出していたので
つまづいてしまいました。
正しい年数、月数の数え方を教えていただくことは可能でしょうか、、、??
コメントありがとうございます。
H23年1月3日からH24年1月2日までで1年間です。H23を数えたのが原因かと思います。指折り数えるのではなく、線表を書いて、1年間区切りで数えるのがオススメです。
線表はこんな感じです。
http://pboki.com/boki3/keika2/prepaid.html
正確ではありませんがざっくり計算するなら、27-23=4で確認できます。最初は間違えるかもしれませんが、線表を書きながら練習しているとそのうち慣れると思いますよ。学校の先生にも相談してみてもいいかもしれません。
固定資産の売却が期中に行われる場合が上手く理解できません。
年、期の分は減価償却累計額で、月の分は減価償却費で~というのが良く分からず、減価償却累計額に期+カ月という計算をしてしまいがちで、減価償却累計額に期+カ月にしてしまいます。
理解はどのようにしたら良いのでしょうか?
コメントありがとうございます。
◆1年目の減価償却の決算整理仕訳
減価償却費100/備品減価償却累計額100
◆2年目の減価償却の決算整理仕訳
減価償却費100/備品減価償却累計額100
◆3年目の期末に売却した時の仕訳
備品の取得原価500、今まで計上した減価償却累計額は200、現金売却額150
減価償却費100/備品500
備品減価償却累計額200
現金150
固定資産売却損50
以上のようになります。減価償却累計額は過去の減価償却費の累計額ですが、決算整理仕訳の時に使う勘定科目です。期中の仕訳では使いません。
理解が難しいようでしたら、下記のように分解して仕訳を書いてみても構いません(試験では不正解になる可能性があります)。
減価償却費100/備品減価償却累計額100
備品減価償却累計額300/備品500
現金150
固定資産売却損50
何問か解いてみると慣れると思います。試験までにテキストP078を復習しておきましょう。
定額法の減価償却費は、毎年同じ値だけ計上するのでしょうか?
例えば取得原価500円、耐用年数5年の固定資産を償却する場合、毎年「500÷5」で減価償却費を出せば良いのでしょうか?
これは、無形固定資産でも同じですか?
コメントありがとうございます。
有形固定資産の定額法の減価償却費の計算式は下記の通りです。
(取得原価ー残存価額)÷耐用年数
無形固定資産は残存価額がありませんので、残存価額を0として計算します。
なお、有形固定資産と無形固定資産どちらも期中で取得した場合は減価償却費を月割計算をします。
パブロフの日商簿記3級第3版を買った者ですがP77の四コマ目の2で減価償却累計額と減価償却費が借方にあるということが分かりません
教えて下さい。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
◆減価償却費が借方にある理由
テキストに書いてある通り、期首から売却時までの減価償却費が発生します。
これは、当期に備品を使った期間に対応した分だけ減価償却費が増えるので、借方に減価償却費と書きます。
◆減価償却累計額が借方にある理由
備品を売ったので、備品がなくなりましたので、帳簿上の備品と備品の減価償却累計額を削除します。
備品は、購入した時~前期末までの各期に決算整理仕訳で減価償却を行います。この仕訳によって減価償却累計額が増加します(貸方に残高が増えます)。
この増加した減価償却累計額を取り消すため、借方に減価償却累計額と書きます。
こちらについては、P.026の仕訳と勘定科目の残高の関係を復習されると理解が深まると思います。
平成27年軽トラック¥1,000,000で、末償却残高¥666,667の償却基準金額は, 平成28年は、期末残金はいか程になりますか?
すいません、所得税法や法人税法などの日商簿記に関係のない質問(他の出版物を含む)には回答できません。
よせだ先生いつもお世話になっております。日商簿記2級のテキスト&問題集でP282ページ問5の建物の減価償却の計算は10%
P295ページ問4の減価償却は0.9を使うのはどうしてですか?10%と0.9を使う見分け方がわかりません。教えてください。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
10%と使って計算しても、0.9を使って計算しても結果は同じになりますので、ご自身が覚えやすい方で解けば大丈夫です。ただ、0.9を使って計算した方が計算が早いので、P295で紹介しています(P301の4. 減価償却費のコメントを参照ください)。
計算式は、次のように変形すると0.9を使った計算式になります。
(750,000-750,000×10%)÷25年
↓
(750,000×100%-750,000×10%)÷25年
↓
750,000×0.9÷25年
以上となります。こちらで大丈夫でしょうか。
私の頭が硬かったのでしょう。ご説明頂き、今までの考え方で良かったのがわかり、ほっとしました。
減価償却累計額ですが、最初に借方 減償100 、貸方 減償累計額100、そして車両売却の仕訳 借方 減償累計額700、貸方 車両900。減価償却累計額700の内訳は最初に仕訳した今期保有分の100、問題文にある600が売却となるので貸方に振替られたということだと思いますが、そうなると貸方には減価償却累計額がないのになぜ相殺となるのですか。私の考え方のどこが間違っているようです。ご指摘お願い致します。
コメントありがとうございます!
マル3の仕訳にある、借方の減価償却累計額700と、貸方の減価償却累計額100を単純に相殺しただけです。
私のブログでの書き方が混乱を招いてしまったかもしれませんので、別の方法で説明します。
1、当期の減価償却費計上
減価償却費100/
2、未収金の計上
減価償却費100/
未収金300
3、「減価償却累計額」「車両」の残高が0になる
減価償却費100 /車両900
未収金300
減価償却累計額600
4、差額が右なので「固定資産売却益」と書く。
減価償却費100 /車両900
未収金300 固定資産売却益 100
減価償却累計額600
減価償却累計額をいったん右にも計上したほうが分かりやすいかと思い、本文のように書いたのですが、
こちらの説明の方が混乱しなくてすむかもしれません。
減価償却累計額は期末に計上するのものであって、売却時といえども期中に計上することはありません。
ですので、売却時に消す減価償却累計額はそもそも600だけと言えます。
ご指摘ありがとうございました。本文を修正することも検討してみます。