初めての人向け!ゼロからの簿記 第1回

簿記(ぼき)って何?っていう方向けに簿記についてゼロから解説します。

第1回「お店の取引とは?」「簿記とは?」

初めて簿記01-1

お店の取引とは?

お店会社では、物を買って、利益を乗せて、お客さんに売るのが基本です。
買ったり、売ったりする物のことを商品(しょうひん)といいます。
また、商品を買ったり、商品を売ったりする、お店の行動を取引(とりひき)といいます。
パブロフくんが、商品やお金のやりとりをしているのが取引です。

1,000円で買った商品に、100円の利益をプラスして、1,100円でお客さんに売る。
パブロフくんは1,000円お金を払い、1,100円お金をもらっているので、100円もうかったことになります。

 


初めて簿記01-2

簿記とは?

取引をメモしないと、パブロフくんのように、1日で商品をどれだけ売ったか忘れてしまいます。
そうすると、せっかくお店が繁盛しても、どれだけもうかったかわかりません。

簿記とは「取引をメモすること」です。
商品を買ったら、何を何円買ったかメモする。商品を売ったら、何を何円で売ったのかメモする。
こうやってメモを書いておけば、1日にどれだけもうかったか一目でわかります。

毎日メモをすれば、昨日より今日の方がもうかったという比較もできます。
また、Mサイズの商品よりSサイズの商品の方がたくさん売れたというようなこともわかり、次はSサイズの商品をたくさん買おうという判断をすることもできます。

簿記はとても便利なツールなのです!

 

ゼロから簿記

第1回「お店の取引とは?」「簿記とは?」
第2回「なぜ簿記が大事といわれるか?」「簿記は社会人みんなに役立つ」
第3回「簿記の流れ」
第4回「取引をどのようにメモするか」「仕訳のしくみ」
第5回「仕訳から財務諸表へ」

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