連結会計① 全体像と手続き | パブロフ簿記のブログ

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連結会計① 全体像と手続き

テーマ: 連結会計

2017年(平成29年)11月の第147回の日商簿記2級から、連結会計が試験範囲になります。
「連結会計って何?」
「なぜ連結会計が範囲になると騒がれているの?」
「どうやって勉強すればいいの?」
という声にお応えして、連結会計についてざっくり解説します。

なお、試験範囲・学習方法、詳しい仕訳・解き方については連結会計②に書いています。

もくじ
連結会計① 全体像と手続き(今回)
連結会計② 試験範囲と学習方法
連結会計③ 連結修正仕訳と問題の解き方

パブロフくん新しく連結会計が試験範囲になるらしいけど、、、連結会計って何?

お兄さんじゃあ、まずは連結会計とは何かから説明するね!

 

連結会計とは

これまで簿記2級では「1つの会社での仕訳、決算、財務諸表作成」が試験範囲でした。

一方、連結会計では2つ以上の会社が出てきます。連結会計とは、ある会社(親会社)が他の会社(子会社)を連結しているときに行う手続きのことです。

パブロフくん連結しているって何?

お兄さん連結しているっていうのは、親会社が子会社の意思決定機関を支配しているということだよ。

パブロフくんえっ、支配??よくわかんないよ。

お兄さんごめんごめん。連結しているっていうのは、次のような状況だね。子会社が重要なことを決めるとき、親会社の意見が反映されやすいんだ。

<補足>
株主総会は、1株につき1票の投票する権利があります。株式をたくさん持っていると、株主総会で、意見を反映しやすいのです。パブロフ株式会社が、犬犬株式会社の株式を過半数(50%超)を持っていると、パブロフ株式会社の意見がそのまま反映されます(株主総会は、多数決で決まるため)。株主総会では、誰が取締役になるのか、取締役の報酬はいくらに決定するのか、など会社の重要な決定を行うことができます。

基本的には、株式の持分割合で判断しますが、借入金や役員などを考慮して、支配しているかどうかを判断することもあります。これは簿記1級の試験範囲なので、簿記2級では株式の持分割合が過半数(50%超)かどうかで判断すれば大丈夫です。

 

お兄さんもっと簡単にいうと、当社が子会社株式を持っているときに、連結会計を行うんだ。

パブロフくんなるほど!わかりやすいね!

 

 

連結会計の手続き

お兄さん連結の意味が分かったところで、連結会計の手続きを見ていこう。

パブロフくん待ってました!

お兄さん連結会計では、「親会社が作成した財務諸表」と「子会社が作成した財務諸表」を合算して、連結修正仕訳という仕訳をすることで、連結財務諸表を作成するんだ。

 

パブロフくんあれ?この手続き、どこかで見たような…

お兄さん本支店会計かな?

パブロフくんそう、それ!

お兄さん確かに連結会計と本支店会計は、パッと見は似ているけど、次のような違いがあるんだよ。
  

お兄さん連結会計は別々の会社を連結グループとしてまとめるという話。本支店会計は同じ会社の中の話なんだ。

パブロフくんふーん。でも、何が難しいのか、よくわからないよ。

お兄さんそうだね。どのような問題が出るのか、どのように学習すれば良いかなど、詳しくは、連結会計②で説明するね!

 

関連ページ

連結会計① 全体像と手続き(今回)
連結会計② 試験範囲と学習方法
連結会計③ 連結修正仕訳と問題の解き方

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コメント (2)
  • みるく より:

    こんちには。続けての質問で申し訳ありません!
    商業簿記のテキスト442ページのQ2が、分かりません。開始仕訳で、
    買掛金 100,000 / 売掛金 100,000
    貸倒引当金3,200/利益剰余金(期首3,200

    連結修正仕訳
    貸倒引当金 800 /貸倒引当金繰入 800
    と、開始仕訳自体は上の2つの仕訳で、
    当期分は、下の貸倒引当金800円でいいのですか?
    また、開始仕訳の方の売掛金は、前期のものだと思ってしまい、
    買掛金 80,000 /売掛金 80,000
    貸倒引当金 3,200/利益剰余金期首3,200
    としてしまいました。

  • みるく より:

    はじめまして。前回の試験で落ちてしまい、こちらのパブロフ流のテキストと問題集を勧められ購入し、6月の試験に向けて勉強をしているものです。
    早速の質問で申し訳ないのですが、商業簿記のテキストp436のダウンストリームの貸倒引当金の調整のところで、開始仕訳がない場合は、貸倒引当金の調整を行わないため、開始仕訳を行わず、当期の連結修正仕訳だけを書くという部分と、
    開始仕訳がある場合は、開始仕訳と当期の連結修正仕訳も書くという事で、あまり良く理解ができていません。

    開始仕分けがない場合は、開始仕訳で、貸倒引当金の調整をせず、連結修正仕訳の部分で貸倒引当金の調整をし、
    開始仕訳がある場合、開始仕訳では利益剰余金に置き換えて、当期の連結修正仕訳の時に貸倒引当金の調整をするという解釈でよろしいのでしょうか?
    理解力がなく大変申し訳ないのですが、わかりやすく教えていただけると幸いです。
    きちんと理解をし違う問題でも解けるようになりたいと思っておりますので何卒宜しくお願い致します。

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