第153回11月17日出題予想(簿記2級・簿記3級)

2019年11月17日(第153回)の日商簿記検定が近くなってきました。今回の試験ではどのような問題が出題されるのか、予想しました。

苦手な分野を試験までに解けるようになっておくことが出題予想の正しい使い方です。苦手な分野はテキストや総仕上げ問題集、実践問題を使って復習しておきましょう。試験直前に実力が伸びますので最後まで諦めずに頑張ってください!

試験に合格する人は、試験前にケアレスミス対策が終わっています。70点以上で合格の試験ですので、基本的な問題を正確に解ければ合格できます。今のうちにミスノートを利用して、ケアレスミス対策をしておき、悔しい思いをしないようにしましょう。

ミスノートの作り方

パブロフくん

 

日商簿記3級の予想

第1問 仕訳(20点)
 1売上と消費税
 2備品の期中売却
 3剰余金の配当
 4貸倒れ
 5給料の源泉徴収

第2問 総勘定元帳の記入(10点)
・支払利息と未払利息
(または備品と備品減価償却累計額)

第3問 試算表(30点)
・合計残高試算表(日付別)

第4問 証ひょうの問題(10点)

第5問 決算整理後残高試算表(30点)

【補足】その他、出題可能性が高いのは次のとおりです。
・第1問 役員貸付金、証ひょう(納品書、請求書)の問題
・第2問 補助簿の選択問題
・第3問 合計試算表
・第4問 理論の穴埋め問題
・第5問 精算表、財務諸表(貸借対照表と損益計算書)

 

<簿記3級の全体としての傾向>
2019年6月から簿記3級の試験範囲が大幅に変わりました。過去問では新しい範囲の対策ができませんので、注意が必要です。

特に証ひょうの問題決算整理後残高試算表は、事前練習が必要ですので、今のうちに慣れておきましょう。

前回の試験を見る限り簿記3級の問題の難易度は変わっていませんので、テキストや総仕上げ問題集の内容をしっかり身につければ必ず合格できます。2時間問題に慣れるため、総仕上げ問題集の模擬問題を解くことも重要です。

第3問の試算表ですが、合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3つが出題されます。毎回試験終了後に「合計と残高を勘違いして間違えた」とコメントを頂きます。今の時期から注意しておきましょう。

 

日商簿記2級の予想

<商業簿記>
第1問 仕訳(20点)
 1返品調整引当金
 2固定資産の火災
 3債権の譲渡
 4研究開発費
 5消費税の確定(税込み方式)

第2問 有価証券の総合問題(20点)
・有価証券台帳が与えられる
 →有価証券利息や貸借対照表の金額を求める問題
 →仕訳や勘定を記入する問題

第3問 連結財務諸表(20点)
・連結貸借対照表と連結損益計算書

<工業簿記>
第4問 個別原価計算の仕訳問題(20点)
・材料の購入
・材料副費
・労務費の消費高
・製造間接費の予定配賦
・製造間接費の予算差異と操業度差異の振り替え

第5問 単純総合原価計算(20点)
・材料の追加投入
・仕損の発生(発生点不明)

 

<簿記2級の全体としての傾向>
簿記2級は範囲が広く、出題のパターンが決まっていないため、出題傾向が読みにくいです。第2問で初めて見る問題も出題されることも多いのですが、試験問題を全体としてみてみると、70~80%は事前対策できる問題ですので、解ける問題を確実に解くことを意識して勉強しましょう。

<対策>
最近の試験は、商業簿記は難しいので7~8割程度、工業簿記で9割~満点を目標にしましょう。工業簿記はパターンが決まっており、総仕上げ問題集の中からどれか2問が出題されます。今のうちに反復練習しておきましょう。

<簿記2級の各小問>
第1問
簿記2級の範囲が広くなったため、仕訳問題は過去問だけで対策すると漏れが出てきてしまいます。パブロフ簿記のアプリ、テキストや総仕上げ問題集で幅広く対策することが必要です。なお、仕訳問題は上記5つと下記は出題可能性が高いので、しっかり覚えておきましょう。

[その他、出題可能性が高い内容]
・減価償却 生産高比例法
・合併
・建設仮勘定
・固定資産の圧縮記帳
・賞与の支払い(賞与引当金あり、源泉徴収あり)

第2問
しばらく出題されていない有価証券の総合問題が出題される可能性が高いです。ただし、第2問は色々な出題パターンがあるので、下記の内容が出題される可能性も高いです。

[その他、出題可能性が高い内容]
・固定資産の総合問題
・外貨建て取引の総合問題
・連結会計の仕訳を書かせる問題
・理論の穴埋め問題

第3問
連結会計の出題が予想されます。連結財務諸表、連結精算表の2つはしっかり練習しておきましょう。また、連結第1年度、連結第2年度の出題が可能性が高いです。もしかしたら、出るかもしれない、実践問題の連結第4年度の問題も解いておきましょう。

連結会計が出なかった場合、次のような内容が出題されます。

[その他、出題可能性が高い内容]
・個別財務諸表(損益計算書と貸借対照表)
・精算表

第4問、第5問
ここ30回以上、似たような問題しか出ていません。工業簿記は範囲が広く、すべての分野の出題可能性は同じ状況です。苦手分野を作らないことが重要ですから、出題予想の内容ではなく、苦手な分野を克服する学習を進めていきましょう。

[その他、出題可能性が高い内容]
・個別原価計算の勘定記入の問題
・本社工場会計
・製造原価報告書・損益計算書
・工程別総合原価計算(材料の追加投入、仕損)
・直接原価計算の損益計算書(固定費調整)

 

最後に

合格するために大切なことは、基本的な問題を確実に正解することです。難しい問題に注目してしまいますが、合格した人も難しい問題は正解していません。大切なのは、簡単な問題から順番に解くこと、苦手な分野を作らないこと、難しい問題に時間をかけすぎないこと、簡単な問題でミスしないこと、勘違いによるミスしないこと、を試験前に練習しておくことです。

まだ試験まで時間がありますので、11月の合格を目指して頑張りましょう!

1 Comment

  1. なるみ on 2019年11月10日 at 15:52

    数年前に投げてしまった簿記3級の勉強を再び始めて、11月の試験に向けて
    当時購入した(改定前の)パブロフさんのテキスト、総仕上げ問題集で順調に学習を進めていたのですが、
    簿記3級の試験範囲が2019年度から改定されたことを今知りました。
    自分の情報収集不足を嘆くとともにショックを受けております。

    試験まで1週間を切って
    今から、改定部分をさらうのでは
    合格には到底間に合わないでしょうか?
    11月受験は諦めてテキストを買い直して2月受験に備える方が賢明でしょうか?

    大変恥ずかしい質問で
    申し訳ありません…。

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