A 簿記3級を学習してから簿記2級の勉強を進めましょう。
簿記2級には、簿記3級の内容も出題されます。そして、簿記3級を学習した前提で簿記2級のテキストや総仕上げ問題集を作成しています。簿記3級で株式会社の基本的な取引と仕訳、帳簿の書き方を学習し、それを前提として簿記2級で応用的な取引や連結会計を学習します。
簿記3級からスタートして、簿記2級に進む方は短期間に合格できることが多いです。一方で、簿記3級を勉強せずに、簿記2級の勉強を進める方は、何度も不合格になっています。簿記3級で基本的な取引と仕訳、帳簿の書き方や精算表・財務諸表の解き方を学び、簡単な問題を正確に解く練習、決算整理の流れを理解することが大切です。
なお、日商簿記の試験は、午前中に簿記3級があり、午後に簿記2級があるため、ダブル受験をすることも可能です。
下記の記事も参照してみてください。
初めて日商簿記2級を受験される方へ