連結第4年度の問題って、どうやって解けばいいの?
タイムテーブルって、何?
連結子会社が2社ある場合って、どうすればいいの?
そんな声にお応えしました!
難易度の高い連結会計が出ても、しっかりと解ける方法を詳しく解説しました!
連結第4年度の連結精算表の解き方ビデオ
<ポイント>
・タイムテーブルで情報を整理する。
・利益剰余金の金額を埋めるための手順を覚える。
・連結修正仕訳はいつも通り書けば、バッチリ。
・難易度の高い場合でも、得点しやすい部分を理解しておこう。
オリジナル問題を利用しています。下記からダウンロードしてお使いください。
2020年1月16日 問題文に支払手数料の区分に関する指示を追加しました。
2020年4月30日 開始仕訳の書き方は次のように考えても構いません。
<参考>
①支配獲得日の投資と資本の相殺消去
資本金 480,000/子会社株式 512,000
資本剰余金120,000 非支配株主持分288,000
利益剰余金120,000
のれん 80,000
②のれんの償却(連結第1~3年)
4,000×3年分=12,000
のれん償却12,000/のれん12,000
③子会社の当期純利益(連結第1~3年)
212,000×40%=84,800
非支配株主に帰属する当期純利益84,800/非支配株主持分84,800
④剰余金の配当
仕訳なし
上記の①~④を合算するとS1社の開始仕訳となる。
資本金 480,000/子会社株式 512,000
資本剰余金120,000 非支配株主持分372,800
利益剰余金216,800
のれん 68,000
もっと練習したい方はこちらをお使いください♪
パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 2021年度版 |
パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 総仕上げ問題集 2021年度版 |
パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集 2021年度版 |
パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 総仕上げ問題集 2021年度版 |
関連ページ
【簿記2級向け】
56 Comments
すみません、もしかすると致命的な見落としをしているかもしれず申し訳ないですが、良かったら教えてください。
2021年版簿記2級総仕上げ問題集のチャプター08の問題04なのですが、X0年における利益剰余金60000に対して、X1年の80000ですが、この20000の差を問題のどこから拾い上げてくれば良いか教えてくださいm(._.)m
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
利益剰余金の金額はP261の一番上に書いてあります。X0年とX1年の利益剰余金の差額は問題文に書いてありませんので、自分で計算することになります。
いつもお世話になっております。
こちらのサイトで連結第4期の動画を拝見しました。52:00の豆知識のあたりで
資本金と資本剰余金の連結財務諸表の数値は親会社の個別財務諸表の数値と一致するというお話がありましたが、p社1,440,000 s1社480,000 s2社400,000 修正480,000 連結1,440,000となっており
純資産は右項目で修正は左にあるので、1,440,000+480,000+400,000-480,000=1,840,000と考えたのですが、なぜ連結の数値が1,440,000となるのでしょうか。
修正の貸方が空欄になっているだけで400,000という数値があるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
お世話になっております。
とんでもないミスではありますが、下に一行あることに気づいておりませんでした。
無事解決いたしましたので、返信をさせていただきました。
解決したようでよかったです。合格を応援しています!
こんにちは。仕訳アプリお世話になってます。
理解が浅くて恐縮ですが、精算表の記入にて、P/Lの親会社に帰属する当期純利益をB/Sへ転記するとき、算出した584,000でなく、3,186,000/3,110,000を転記するのはなぜなのでしょうか。
借方58400で計算すると、最終的なB/Sの貸借合計が合わないので間違っていること自体は分かるのですが・・・
個別P/Lの値も使って算出した利益額(584,000)がB/Sの利益剰余金に追加される訳ではないのでしょうか?
タイムテーブルの解き方(開始仕訳をする際の利益剰余金金額の出し方)の解説が、どの解説よりも分かりやすかったです。ありがとうございました。
商業簿記2級 総仕上げ問題集p270の解説について
➆未実現利益の消去 において
「〔資料〕4に期首、期末の情報が書いてあるので、」と記載がある一方、
該当のP265 下段の4. を見ると 年度末の情報しかなく期首の記載がないようなのですが。。。。
もし、私の見落としならばごめんないさい。
P.S
パブロフテキスト、問題集は、いつもおせわになっております
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
[資料]2(2)で「S2社は、P社の100%所有子会社として、当期の期首(X3年4月1日)に設立された」と書いてあります。前期末はS2社自体が存在していませんので、期首の商品も存在しておりません。
早速の回答誠にありがとうございます。
私の勘違いであれば誠に申し訳ないのですが
商業簿記2級 総仕上げ問題集p270の解説について
➆未実現利益の消去 において
期首 480,000×20% とあります これはS1社の期首に関する情報だと理解しています
一方で問題であるP265 下段の4. を読むと
「X2年度末とX3年度末 ~ それぞれ480,000千円と600,000千円であった。」とあります。解説では480,000は期首の情報として記載され問題文(P265 下段の4.)では、年度末の記載がされていて期首の記載がないので質問をした次第でございます。(←前回の質問の経緯)
ところがよく読むと問題文に記載してあるX2年度末は、X3年度期首に相当するので解説文のような記載(〔資料〕4に期首、期末の情報が書いてあるので、)がされていると考えていいのでしょうか?
質問を整理しますと
「X2年度末の480,000千円」は「下書きに書いてある期首480,000千円」と一致するのか?
ということでしょうか。
答えは一致します。詳しく説明します。
■資料4について
X2年度末(X3年3月31日)の繰越商品(商品)は、X3年度の期首(X3年4月1日)の繰越商品(商品)と同じです。
簿記3級の総勘定元帳の繰越商品勘定の記入を思い出してみるとイメージしやすいです。繰越商品勘定の繰越記入では、X2年度の期末の商品の金額を「次期繰越」として記帳します。そして、X3年度の期首に記入する開始記入では、前期末の商品の金額を「前期繰越」として記帳します。このため、前期末の商品の金額と当期首の商品の金額が一致することがわかります(総勘定元帳の記入については簿記3級テキストCH16を復習してみてください)。
以上の理由により、前期末の商品の金額を当期首の商品の金額としています。
総仕上げ問題集CH8-5だけが特別な問題文ではなく、CH8-2(期首がない場合)とCH-8-3,8-4(期首がある場合)の問題文も同じようになっておりますので、合わせて確認してみてください。また、テキストCH16-10の取引と連結修正仕訳を復習しておくと理解が深まると思います。
商業簿記2級 総仕上げ問題集p269の解説について
タイムテーブルを作る時連結3年度末時点の利益剰余金が332,000円として一旦計算されますが、これが連結4年度の開始仕訳の際に216,800円になるのは何故でしょうか?
資本金(期首)と資本剰余金(期首)と利益剰余金(期首)とのれんの合計金額と子会社株式会社及び非支配株主持分(期首)の合計金額が合わないので恐らく調整が効くのは利益剰余金だろうと思ったのですが…
他の項目は連結3年度末時点のものを使うのに、332,000円だけが活用されないところが罠のように見えます…
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
タイムテーブルは資本連結の開始仕訳を効率よく書くためのテクニックですので、連結開始時からの開始仕訳を合算した結果と一致するようになっております。詳しい理由を説明しますと、次のように求めることができます。
X0年3月の利益剰余金 △120,000
S社の当期純利益の振り替え △84,800
のれん償却 △4,000×3年=△12,000
合計 △216,800
金額の意味は個別に開始仕訳を書いてみると、過去に書いた資本連結の利益剰余金の合計であることがわかると思います。連結会計の基本は仕訳を書いて開始仕訳を書く方法で、それを理解した上でテクニックとしてタイムテーブルを書く方法があるのです。
本問のようにシンプルな問題の場合、計算のロジックを理解することができるのです、応用的な問題(簿記2級だけでなく簿記1級や会計士試験などの連結会計)でも解けるように、最初から利益剰余金(期首)は差額で計算する方法を解き方として書いております。
ご回答ありがとうございます。テキストや総仕上げ問題集の解説を読んでもいまいちピンとこなかった部分が明確になりました。連結2年度までのようには開始仕訳が書けなくて困っていましたが、理解が進みました。詳しい説明ありがとうございました。
連結会計は難しいですよね。解決したようでよかったです。
横はいりすいません
私も「商業簿記2級 総仕上げ問題集p269の解説」に関して相当悩みました
依然としてわかりません
ご丁寧な回答をされていますが誠にすいません よくわかりません
>金額の意味は個別に開始仕訳を書いてみると、過去に書いた資本連結の利益剰余金の合計であることがわかると思います。
この意味もよくわかりません
具体的に 332,000 と 216,800の差額の要因というか違いについて教えていただけると幸いです。
X3/3の332,000は、当期純利益の振替やのれんの償却などが影響するため、そのまま使うことができません。
タイムテーブルを使う状況の前に、開始仕訳から当期の連結修正仕訳までをすべて書けるようにすることが重要です。タイムテーブルだけを使うと金額の意味がわからなくなってしまうためです。
支配獲得日から前期までの連結修正仕訳を書き、開始仕訳を作ってみてください。手順は次の通りです。
ステップ1次の3つの連結修正仕訳を書く。
①支配獲得日の連結修正仕訳
資本金 480,000/子会社株式512,000
資本剰余金120,000 非支配株主持分288,000
利益剰余金120,000
のれん80,000
②X0/4~X3/3までの当期純利益の振替の仕訳
当期純利益212,000×40%=84,800
利益剰余金84,800/非支配株主持分84,800
③X0/4~X3/3までののれんの仕訳
4,000×3年=12,000
利益剰余金12,000/のれん12,000
ステップ2開始仕訳に書き換える。①~③を合算する。
資本金 480,000/子会社株式512,000
資本剰余金120,000 非支配株主持分372,800
利益剰余金216,800
こちらで開始仕訳が完成します。P.269の開始仕訳と一致します。前期末の利益剰余金332,000は使わないのです。
早速の回答ありがとうございます
また、ご丁寧な対応感謝でございます。
パブロフテキスト・問題集買ってよかったです
先生の回答を拝見しました。
Q1: ステップ1 ①支配獲得日の連結修正仕訳の非支配株主持分について
372,800と記載があります。
私は、288,000=(480,000【資】+120,000【資剰】+120,000【利剰】)×40%と
思い込んでおりました。できればで結構ですので372,800になる根拠を教えていただければ幸いです
Q2:ステップ1 ②X0/4~X3/3までの当期純利益の振替の仕訳について
当期純利益212,000との記載があります。これは、2級問題集P267下段記載の
332,000-120,000=212,000 が根拠であると考えます。
なにゆえにそのまま使うことができないとおっしゃる332,000をこの場合使うのでしょうか? つまり、どのようなときに332,000使い、どのようなときに使えないのかがわからないので悩んでおります。
以上、お手数ではございますが何卒宜しくお願い致します。
Q1 支配獲得日の仕訳、変な数字になっていますね。修正しました。
Q2 連結修正仕訳の開始仕訳を書く場合に、332,000を使いません。タイムテーブルを埋めることと、タイムテーブルを使って開始仕訳を書くことは別々の作業です。タイムテーブルを書くために、前期末の純資産の金額を使います(過去の当期純利益の増減額や非支配株主持分を計算するためなどに使います)。開始仕訳を書く場合には前期末の利益剰余金は使わない、これだけです。
色々とご回答ありがとうございます。
もう一度 よくかんがえてみます
先生こんにちは。
テキストと問題集を使用させていただき、大変お世話になっております。
申し訳ありませんが、同じ所で躓いてしまったので、横入することをお許しください。
「商業簿記2級 総仕上げ問題集p269の解説について
タイムテーブルを作る時連結3年度末時点の利益剰余金が332,000円として一旦計算されますが、これが連結4年度の開始仕訳の際に216,800円になるのは何故でしょうか?」
という件です。(つゆざき様の引用で失礼します)
仕訳は書けるのですが、タイムテーブルの使い方を持て余していました。
過去ログを拝見して、自分なりに考えた解釈を書きますので、
考え方に間違いがあれば、指摘していただければ幸いです。
****************************************************************
タイムテーブルで算出した利益剰余金332,000円は、
X3年度、子会社が個別に作成した財務諸表の利益剰余金。
開始仕訳で使用する利益剰余金216,800円は、
支配獲得日の利益剰余金120,000円に
非支配株主に帰属する当期純利益(費用)+のれん償却(費用)の累計額を
利益剰余金に置き換えて積み上げた物なので、
そもそもX3年度の子会社の利益剰余金とは別物である。
(過去の連結修正仕訳を引き継ぐのは、次年度の連結会計(親会社+子会社の合算財務諸表)であり、
過去の連結修正仕訳は、子会社の個別の財務諸表には引き継がれていない。)
よって、開始仕訳に使用するのは、子会社個別財務諸表の利益剰余金332,000円ではなく、
連結決算の開始仕訳で引き継がれてきた利益剰余金216,800円となる。
****************************************************************
こう考えていても良いのでしょうか?
言葉が足らず、説明が不得手で申し訳ありません。
お手数お掛け致しまして大変恐縮ではございますが、ご教授いただけますと幸いです。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
おっしゃるとおりです。そもそも、連結会計の一番最初に「当期の親会社と子会社の財務諸表を合算している」という点がポイントです。当期の分を合算する、というスタートラインから始まっているので、過去の連結修正仕訳を開始仕訳として書くことで、帳尻があるようになっています(この理由を知りたいのでしたら、連結会計の基準や専門書を読んでください)。詳しく説明することもできるのですが、簿記1級合格者や会計士の方でも理解できない人もいますので、知らなくてよい内容です。
連結はタイムテーブルを利用した方がよいのでしょうか?
まずは連結修正仕訳を書いて解くことが基本となります。仕訳が書けるようになってからタイムテーブルを利用して情報を整理した方が簡単に解けます。
また、最近の簿記2級の試験では、タイムテーブルを使わないと解けない問題が出題されていますので、解けるようにしておくのがオススメです。
こちらの動画、たいへん参考になりました。動画の中で、支払手数料が販売費及び一般管理費に含まれるとの説明がありましたが、テキスト第5版P010や総仕上げ問題集第4版P189では営業外費用に分類されています。この動画の問題でも、総仕上げ問題集第4版P182の問題でも、何の手数料なのかは問題文には無さそうですが、支払手数料は、手数料の内容次第で、販売費及び一般管理費、営業外費用どちらにもなり得る、ということになりますか?
テキストと総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
支払手数料は内容によって、販売費及び一般管理費となる場合と営業外費用になる場合がございます。受験生が判断することはありませんので、答案用紙に書いてある通り記入しましょう。連結の問題では営業外費用に「支払手数料」がありませんので、販売費及び一般管理費に計上するしかないのです。KHさんのご指摘のとおり、混乱してしまう問題ですので、連結会計の問題に補足を入れました。ご指摘ありがとうございました!
やはり、そうなのですね。お教えいただき、ありがとうございます!
パブロフくんの総仕上げ問題集内にある連結4年度の問題とこのページ内にあるダウンロードの問題は同じ内容になりますでしょうか。
当ページは連結精算表の問題、総仕上げ問題集は連結財務諸表の問題です。また、似たような金額を使っていますが、問題文も一部を変更しております。
この動画で部分点の取り方を教えてもらったので2級合格できました、ありがとうございました!本当に欲しかった資格なのでとても嬉しいです。
合格おめでとうございます!
動画がお役に立ったようで嬉しいです♪
いつも総仕上げ問題集でお世話になっております。
動画のタイムテーブルを使った開始仕訳について伺いたいです。
動画中では、未実現利益の消去についてはタイムテーブルとは別に開始仕訳を行なっているように見えるのですが、これはなぜでしょうか。
タイムテーブルを使った開始仕訳は、過去の連結修正仕訳のうち一部のものしか含まないという理解でよろしいでしょうか。
貸倒引当金の調整なども含まれないように見えますし、どのような連結修正仕訳はタイムテーブルとは別個に処理するべきなのかご教示願います。
コメントありがとうございます。
連結修正仕訳は、大きく分けると資本連結(①支配獲得時~④配当金の修正)と成果連結(⑤連結会社間の取引の相殺~⑦未実現利益の消去)の2種類があります。タイムテーブルは資本連結の仕訳を書くために使用するものですので、成果連結は別に書く必要があります。
動画のタイムテーブルの中で、S1の当期首の利益剰余金を、当期末の利益剰余金から当期純利益を減算して332,000と出し、これを使って非支配株主持分を計算した後、開始仕訳では、332,000を使わずに貸借差で求めていますが、ここの理由、仕組みが理解出来ておりません。
最初に非支配株主持分を計算する際に、使った利益剰余金の額332,000と開始仕訳の利益剰余金の額216,800の差は何を意味するのかご教示いただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
非支配株主持分と利益剰余金は別のものです。金額の集計方法も違います。タイムテーブルの解き方は、通常の仕訳を書けることが前提ですので、通常の仕訳を確認していくことが大切です。
■非支配株主持分について
非支配株主持分は、「子会社の純資産合計×非支配株主の持分割合」の金額になります。
①支配獲得時の仕訳、②のれんの償却、③子会社の当期純利益の振り替え、④剰余金の配当の修正、を行うことで、非支配株主持分が「子会社の純資産合計×非支配株主の持分割合」の金額になるようにしているからです(このために①~④の仕訳を行っている)。
■利益剰余金について
わからない場合は、いつも通りの開始仕訳と連結修正仕訳を4年分書いてみるのがオススメです。
◆X0/3
①支配獲得時
資本金480,000/子会社株式512,000
資本剰余金120,000 非支配株主持分288,000
利益剰余金120,000
のれん80,000
◆X1/3~X3/3
②のれんの償却
のれん償却12,000/のれん12,000
↓
利益剰余金12,000/のれん12,000
③当期純利益の振り替え
212,000×40%=84,800
非支配株主に帰属する当期純利益84,800/非支配株主持分84,800
↓
利益剰余金84,800/非支配株主持分84,800
④配当金の修正
仕訳なし
★上記の①~④を合計すると次の開始訳になります。
資本金480,000/子会社株式512,000
資本剰余金120,000 非支配株主持分372,800
利益剰余金216,800
のれん68,000
<計算過程>
利益剰余金 120,000+12,000+84,800=216,800
のれん 80,000△12,000=68,000
非支配株主持分 288,000+84,800=372,800
216,800は何を意味するのか、というと、支配獲得時から前期末までに、利益剰余金をどれだけ調整したのか、を表したものです。一方で、332,000はX3/3の子会社の利益剰余金の金額です。
R.N.さんと同じ疑問を抱いております。
X3年度開始仕訳では資本金480,000+資本剰余金120,000+利益剰余金216,800=816,800となり、これに非支配株主割合40%かけると326,720となり先に求めた372,800と不一致ですがこれで良いのでしょうか?
子会社の純資産の金額を使わないといけないと書いてます。開始仕訳の純資産の金額ではありません。
216,800円と332,000円の差額が何に由来するのかわかりません。
①~④で216,000円になるのはわかりました。
また,未実現利益の消去で96,000円が開始仕訳になるとの説明もありました。
216,800円+96,000円=312,800円となりますが,これと332,000円の差額19,200円は何でしょうか?
連結会計の場合、【当期末】の貸借対照表の金額を合算します。そして、連結修正仕訳で調整します。
・連結修正仕訳(開始仕訳を含む)と、子会社の利益剰余金は、関連性がありません。
・子会社の利益剰余金は、子会社の当期純利益と配当金で増減するだけです。
基本は開始仕訳の書き方ですから、テキストの開始仕訳の書き方を復習してみましょう。
早速のご回答ありがとうございました。
まだモヤモヤしていますが,いただいたヒントを参考に復習したいと思います。
いつもお世話になっております。
すごく初歩的な事ですが分からないので教えて下さい。
支配獲得日の翌日から1年間が連結第1年度という認識でいました。
もしその場合、動画の連結第4年度というのは理解できるのですが、
問題文のX3年度(X3年4月1日からX4年3月31日まで)というのが分かりません。
X0年3月31日が支配獲得日の場合、
なぜX4年度(X3年4月1日からX4年3月31日まで)ではないのでしょうか?
コメントありがとうございます。
日本の場合、2019年度というのは2019年4月1日から2020年3月31日までを示します。企業、学校など、一般的に「年度の期間」として使われています。ですので、X3年度(X3年4月1日からX4年3月31日まで)というのは、一般的な年度の表現です。
なお、過去の試験問題で、X4年度(X3年4月1日からX4年3月31日まで)が出題されまして、「問題の年度の設定が誤っているのでは?」と話題になったことがあります。こちらは欧米基準でして、日本の慣行と異なり、日商が公表した総評でも「欧米基準でこういう会計年度の場合もあるから、誤りではない」というコメントがなされました。つまり、日本の場合は、X3年度(X3年4月1日からX4年3月31日まで)が正しいということです。
分かりました。ありがとうございます。
パブロフのテキストは説明が分かりやすくて良いですね。
ところで総仕上げ問題集第4版のP205ステップ5の4行目は
11,500千円→11.550千円ではないでしょうか。
正誤表にも載っていないようなので書き込みしました。
関連のない項目に書き込んでしまい申し訳ありません。
ご指摘ありがとうございます。
該当箇所は誤植でして、11,550千円が正しいです。ご迷惑をおかけ大変申し訳ございませんでした。私から出版社に連絡いたしました。よろしくお願いいたします。
ご対応ありがとうございます。
動画拝見させて頂きました。
ありがとうございます。
初歩的な質問で申し訳ありませんが
教えて下さい。
支配獲得日がX0年3月31日なので、
1年目 X1年度 X1年4月1日〜
2年目 X2年度 X2年4月1日〜
3年目 X3年度 X3年4月1日〜
となり問題で問われている期間は、
連結3年目の仕訳となり、
のれん償却も先に計算するのは
2年分の計算かな、と思ったのですが
理解がちがいましたでしょうか。
支配獲得の年が、
0年目として扱ったり、〔のれん無し〕、
今回の問題みたいに1年目として扱ったり〔のれんあり〕、支配獲得の年の扱いが曖昧です。
すいませんがご教授下さい
コメントありがとうございます。
連結の会計期間はよく間違えるので、今のうちに正しく書けるように練習しておきましょう。ありかさんの書かれている会計期間が間違えています。
支配獲得日がX0年3月31日なので、
1年目 X1年度 X1年4月1日〜
2年目 X2年度 X2年4月1日〜
3年目 X3年度 X3年4月1日〜
と書いてますが、X0年4月1日~X1年3月31日を飛ばしていませんか?
動画で説明している線表を書くと間違いにくくなりますので、線表を書くのがオススメです。
正しく書くと、支配獲得日がX0年3月31日なので、
連結第0年度 X0年3月31日(支配獲得日)
連結第1年度 X0年4月1日〜X1年3月31日(X0年度)
連結第2年度 X1年4月1日〜X2年3月31日(X1年度)
連結第3年度 X2年4月1日〜X3年3月31日(X2年度)
連結第4年度 X3年4月1日〜X4年3月31日(X3年度)
となります。連結第●年度なのか、を考えると簡単です。なお、X0年度というのは、いわゆる令和2年度(令和2年4月1日~令和3年3月31日)という表記ですので、混乱しやすくなってしまいますので、連結第●年度かで考えた方がミスが起きません。
◆支配獲得日の2パターン
子会社株式を取得するタイミングが、支配獲得日が期末の場合(テキストCH16全般)、支配獲得日が期首の場合(テキストP.427)の2パターンがあります。
どちらにしても、会計期間が1年間になるタイミングが連結1年度です。支配獲得日が期末の場合であっても、期末日の1日しかありません。このため、連結第0年度として扱います。本問では、支配獲得日が期末日のパターンです。テキストをお持ちでしたら、一度復習してみてください。
テキストがわかりやすくとても助かっています。
質問なんですがタイムテーブルでの解き方は連結2年度、3年度についても有効という認識であっていますでしょうか。
テキストをお使いくださり、ありがとうございます。
タイムテーブルは連結2年度、3年度といつでも有効です。
ありがとうございます!
お世話になっております。先生のタイムテーブルの動画を見ましたので、
第3版問題集「連結会計の問題6」(267p)の開始仕訳を、タイムテーブルを
使って書こうとしましたが、解答と違ってしまいます。何か理解不足があると
思いますので、ご指摘頂けると助かります。よろしくお願いします。
前期末・当期末のタイムテーブルは、前期の子会社の当期純利益25,200、
配当金△6,000ですから、逆算して以下の通りになりませんか?
x1.3.31 x2.3.31
し 50,000 → 50,000
しじ 20,000 → 20,000
当利+25,200
配当△6,000
りじ 57,500 → 76,700
—————— ———-
合計 127,500 146,700
非 51,000 58,680
の 1,800 1,600
上記から開始仕訳を切ると、以下の通りになりますが、解答と異なってしまいます
(利益剰余金は貸借差で計算しています)。
し 50,000/子 80,000
しじ 20,000/非 51,000
りじ 59,200/
の 1,800/
非支配株主持分の計算がまちがっているのでしょうか?
総仕上げ問題集をお使いくださり、ありがとうございます。
こちらで見直したところ、問題の資料の利益剰余金の金額が間違えており、このため、開始仕訳が合わないのが原因です。
P.277のX2年3月31日のS社の利益剰余金は95,900が正しいです。
X0.3.31の利益剰余金60,000
↓+21,700△5,000
X1.3.31の利益剰余金76,700
↓+25,200△6,000
X2.3.31の利益剰余金95,900
こちらで解きますと、開始仕訳が一致します。混乱させてしまい、大変申し訳ございませんでした。
詳しい誤植につきまして、出版社に連絡しましたので、正誤表が出ると思いますので、お待ち頂けますと幸いです。
いつもお世話になっております。この動画は本当にわかりやすく、特に開始仕訳の書き方は目からうろこでした。
一つ質問なのですが、今回は配当がないパターンだったので、連結第三年度の利益剰余金は、単純に452000(第四年度の利益剰余金)-120000(当期純利益)だったと思うのですが、仮に配当があった場合、どうなるのでしょうか?
子会社の配当額の全額を足せばいいのでしょうか?
わかりにくかったらすみません。
コメントありがとうございます。
配当金があった場合、加算します。