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第147回11月19日出題予想(簿記2級・簿記3級)

2017年11月19日(第147回)の日商簿記検定が近くなってきました。今回の試験ではどのような問題が出題されるのか、予想しました。

苦手な分野を試験までに解けるようになっておくことが出題予想の正しい使い方です。苦手な分野はテキストや総仕上げ問題集、実践問題を使って復習しておきましょう。試験直前に実力が伸びますので最後まで諦めずに頑張ってください!

試験に合格する人は、試験前にケアレスミス対策が終わっています。70点以上で合格の試験ですので、基本的な問題を正確に解ければ合格できます。今のうちにミスノートを利用して、ケアレスミス対策をしておき、悔しい思いをしないようにしましょう。

ミスノートの作り方

 

 

日商簿記3級の予想

第1問 仕訳(20点)
 1割引手形
 2店主個人の保険料と所得税の支払い(引出金)
 3給料の源泉徴収
 4当座借越
 5有価証券の売却

第2問 補助簿(10点)
・商品有高帳の問題

第3問 残高試算表(30点)
・二重仕訳が発生する問題

第4問 総勘定元帳(10点)
・受取利息、未収利息の記入

第5問 損益計算書と貸借対照表(30点)

【補足】その他、出題可能性が高いのは次のとおりです。

・第1問 仕入諸掛、旅費の精算
・第2問 補助簿から仕訳を記入する問題
・第3問 合計試算表
・第4問 理論の穴埋め問題
・第5問 精算表の問題

<簿記3級の全体としての傾向>
簿記3級の出題形式は、以前から変わっていません。テキストや総仕上げ問題集の内容をしっかり身につければ必ず合格できます。2時間問題に慣れるため、総仕上げ問題集の模擬問題や過去問を解くことも重要です。

第3問の試算表ですが、合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3つが出題されます。毎回試験終了後に「合計と残高を勘違いして間違えた」とコメントを頂きます。今の時期から注意しておきましょう。

 

日商簿記2級の予想

<商業簿記>
第1問 仕訳(20点)
 1外貨建取引(掛け売上)
 2返品調整引当金
 3固定資産の修善(資本的支出と収益的支出)
 4法人税等の計算と課税所得
 5賞与の支払い(賞与引当金あり、源泉徴収あり)

第2問 有価証券の総合問題(20点)
 問1 理論の選択問題
 問2 勘定記入の問題
 問3 貸借対照表と損益計算書の残高を答える問題

第3問 連結精算表(20点)
・支配獲得時の連結修正仕訳
・連結1年度の連結精算表の穴埋め問題

<工業簿記>
第4問 製造原価報告書と損益計算書を作成する問題(20点)

第5問 工程別原価計算(20点)
・減損、仕損の発生
・材料の追加投入

<簿記2級の全体としての傾向>
商業簿記は難しいので7割程度を目標、工業簿記は簡単ですので満点を目標にしましょう。今回の試験は連結会計が出題される可能性が高いので、必ず対策しておきましょう。ただし、支配獲得日の連結修正仕訳や連結第1年度の連結精算表の基本的な問題が予想されますので、満点がとりやすいです。総仕上げ問題集CH8-01、02、04を解いておきましょう。

◆連結会計の出題パターン①
第1問 支配獲得日の連結修正仕訳、未実現利益の消去の連結修正仕訳

◆連結会計の出題パターン②
第2問 連結会計の仕訳問題と各勘定の残高を問う問題
第3問 通常の財務諸表

◆連結会計の出題パターン③
第2問 有価証券の問題、リースの問題
第3問 連結精算表、連結財務諸表

 

<簿記2級の各小問の傾向>
第1問
前回の試験に引き続き、平成29年度から新しく出題範囲になった内容が出題可能性が高いです。テキストの内容を漏れなく抑えておきましょう。

[その他、出題可能性が高い内容]
・固定資産の火災
ファイナンス・リース取引
・減価償却 生産高比例法
・連結会計 支配獲得日の連結修正仕訳、未実現利益の消去

第2問
今回の試験は有価証券リース取引の出題可能性が高いです。特に有価証券の総合問題が暫く出題されていませんので、出題可能性が高いです。有価証券は、売買目的有価証券、満期保有目的債券、子会社株式、関連会社株式、その他有価証券を、問題文を読んで自分で保有目的を判断する練習が大切です。また、端数利息の問題は、債券の購入と売却で出てきますので、売買目的有価証券、満期保有目的債券、その他有価証券が対象となり、どの勘定科目を使うのか自分で判断できるようにしておきましょう。

[その他、出題可能性が高い内容]
・リース取引の総合問題
・連結会計の仕訳問題
・理論の穴埋め問題

第3問
連結会計の連結精算表か、通常の個別財務諸表の問題が出題される可能性が高いです。前回精算表が出題されたので、個別の精算表は出ないでしょう。

連結会計は今回の11月か次回2月の試験のどちらかで出題されます。連結精算表が出題された場合、対策をしていない受験生が多いので合格率は低くなることが予想されますので、今のうちに連結会計の対策を練習しておきましょう。

第4問、第5問
ここ30回以上、似たような問題しか出ていません。工業簿記は範囲が広く、すべての分野の出題可能性は同じ状況です。苦手分野を作らないことが重要ですから、出題予想の内容ではなく、苦手な分野を克服する学習を進めていきましょう。

上記に挙げた内容に加えて、本社工場会計が出題される可能性が高いです。

[その他、出題可能性が高い内容]
・本社工場会計の仕訳の問題
・直接原価計算の固定費調整

 

最後に

合格するために大切なことは、基本的な問題を確実に正解することです。難しい問題に注目してしまいますが、合格した人も難しい問題は正解していません。大切なのは、簡単な問題から順番に解くこと、苦手な分野を作らないこと、難しい問題に時間をかけすぎないこと、簡単な問題でミスしないこと、勘違いによるミスしないこと、を試験前に練習しておくことです。

まだ試験まで時間がありますので、11月の合格を目指して頑張りましょう!

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