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第148回日商簿記2級 問題と解答、合格率

<更新情報>
3/30 全国の合格率が公表されました

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受験生の感想アンケート

第148回の日商簿記2級の合格率

全国の合格率が公表されました。

・3月5日 各地域の合格率が発表
松戸商工会議所 32.9%(合格者数106名/受験者数322名)
岡山商工会議所 26.9%(合格者数106名/受験者数394名)
水戸商工会議所 23.4%(合格者数60名/受験者数256名)
松本商工会議所 27.7%(合格者数33名/受験者数119名)
長野商工会議所 24.8%(合格者数36名/受験者数145名)
徳島商工会議所 26.4%(合格者数24名/受験者数91名)

・3月30日 全国の合格率が発表
 29.6%(合格者数14,384名/受験者数48,533名)

 

第148回の日商簿記2級の試験問題

今回出題された簿記2級の問題は次のとおりでした。茶色はテキスト、問題集の対応問題です。

第1問 仕訳5問(配点20点)
1.仕入割引
【対応:商業簿記テキストP040Q2】
2.備品の除却
【対応:総仕上げ問題集P272第1問1】
3.準備金の組み入れ
4.売上割戻引当金(売上勘定を使う)
【対応:総仕上げ問題集P272第1問3】
5.為替予約
【対応:商業簿記テキストP084Q2】

第2問 有価証券の総合問題(配点20点)
【対応:総仕上げ問題集P301第2問】

第3問 連結精算表(配点20点)
【対応:総仕上げ問題集P302第3問】

第4問 個別原価計算(配点20点)
【対応:工業総仕上げ問題集P086】

第5問 組別総合原価計算(配点20点)
【対応:工業総仕上げ問題集P178】

 

第148回の日商簿記2級の解説

<解く順番>
前から順番に解くのではなく、工業簿記から解き、時間のかかる第2問、第3問を後回しに解きましょう。

第4問→第5問→第1問→第2問→第3問

<時間配分>
各問題の時間配分の目安は次のとおりです。

  配点 目標 著者
第1問 20点 16点 20分 9分
第2問 20点 12点 30分 14分
第3問 20点 10点 30分 19分
第4問 20点 16点 15分 8分
第5問 20点 20点 15分 8分
見直し 10分 10分
合計 100点 74点 120分 68分

 

<解答・解説>
今回は商業簿記が難しく、工業簿記は簡単な問題でした。工業簿記は9割~満点を取って、商業簿記で部分点を稼ぐことができれば70点を超えたのではないでしょうか。第1問、第4問、第5問でどれだけ得点を稼げたのかが合否の決め手になりそうです。特に第1問、第4問は配点が大きいのでミスが致命傷になります。第2問は時間をかければ解ける問題、第3問は開始仕訳の利益剰余金を無視すれば、そこそこ得点を稼ぐことができますが、試験の緊張感を考えると難しかったと思います。

第1問 仕訳5問
(難易度:基本 目標得点:16点)
仕訳はすべて基本的な内容でした。テキストレベルの内容でしたので、ここで得点を稼いでおきたいです。小問3は純資産の計数の変動で学習した内容で、株主総会で純資産の勘定科目を振り替えることができるので、問題文の指示に従って仕訳を書けるかどうかを問われています。小問4は勘定科目の選択肢に「売上割戻」がありませんので「売上」を使う点に注意が必要です。小問5は為替予約の事後予約の問題です。売掛金の金額を46,000,000円から45,200,000円に変更しますので、売掛金が800,000円減り、為替差損益が計上されます。

【解答】各4点
1.買掛金5,000,000/現金4,995,000
          仕入割引5,000
2.備品減価償却累計額720,000/備品800,000
  貯蔵品    50,000
  固定資産除却損30,000
3.その他資本剰余金900,000/資本準備金900,000
  繰越利益剰余金600,000/利益準備金600,000
4.売上割戻引当金10,500/普通預金18,000
  売上     7,500
5.為替差損益800,000/売掛金800,000

 

第2問 有価証券の総合問題
(難易度:やや難しい 目標得点:12点)
ボリュームがあり、時間がかかる問題です。情報が多いので、下書きに仕訳を整理して書くことが重要になります。月割計算が何度も出てくるので、正確に計算しましょう。多少ミスしても大丈夫です。パブロフの総仕上げ問題集の模擬問題第2回第2問が類似の問題でした。

<下書き・計算過程>

 

※下書きの「未収収益」は「未収有価証券利息」ですが、答案用紙に印字済みですので解答に影響はございません。

【解答】

 

第3問 連結精算表
(難易度:難しい 目標得点:10点)
連結第2年度の連結精算表の問題です。連結第1年度の当期純利益の金額が書いていないので、自分で計算しなければならず、ここが難しいため、開始仕訳が書くことが困難です。それ以外の連結修正仕訳は特に難しくはなかったのですが、そもそも連結会計の第2年度までの問題を解いていない受験生も多かったと思います(連結会計の手順を覚えていないので、問題文から何をしていいのかわからない)ので、相当正答率は低そうです。パブロフの総仕上げ問題集の模擬問題第2回第3問が類似の問題でした。

補足1:貸方に( )を付けるかどうか
本問の答案用紙の連結精算表の個別財務諸表の金額に( )が付いてなかったため、連結財務諸表の金額も( )を書かないのが正しいです。とはいえ、金額が合っていれば( )を付けて解答しても不正解にはならないと思います。

補足2:配点箇所について
修正・消去欄は採点の対象外ですので、連結財務諸表の勘定科目名と金額が配点箇所です。
実際の配点箇所はわかりませんが、予想では簡単な勘定科目に配点が多いと思います。列挙した勘定科目について、いずれかに1か所2点の配点です。赤文字が配点の可能性が特に高い部分です。

勘定科目 配点箇所 合計
<難しい部分>
・利益剰余金
非支配株主持分
・親会社株主に帰属する当期純利益
2か所 4点
<簡単な部分①~⑦>
①開始仕訳に関するもの
資本金、資本剰余金
1か所 2点
②のれんに関するもの
のれん償却、のれん
1か所 2点
③当期純利益の振り替え
・非支配株主に帰属する当期純利益
1か所 2点
⑤債権債務の相殺に関するもの
・売掛金、買掛金
・貸付金、借入金
・未収入金、未払金
・未収収益、未払費用
2か所 4点
⑤内部取引の相殺に関するもの
売上高
・受取利息、支払利息
1か所 2点
⑦未実現利益の消去
・商品、売上原価
・土地、土地売却益
2か所 4点

補足3:非支配株主持分の簡単な計算方法
答案用紙の個別財務諸表のS社より
(資本金100,000+資本剰余金20,000+利益剰余金60,000)×20%=36,000

<下書き・計算過程>

<上記③の説明>
S社のX1年度末の利益剰余金の金額
 X2年度末の貸借対照表60,000-X2年度の損益計算書の当期純利益24,000=36,000
S社のX1年度の当期純利益の金額
 36,000-X0年度末の利益剰余金30,000=6,000
X1年度の当期純利益の振り替え
 6,000×非支配株主の持分割合20%=1,200

連結貸借対照表の利益剰余金は差額で計算します。
1,727,100-959,100=768,000

【解答】

 

第4問 個別原価計算
(難易度:簡単 目標得点:16~20点)
個別原価計算の基本的な問題です。問題文の情報から下書きを書き、各仕訳を解答します。(5)の原価差異はマイナスなので、借方差異となりますので、借方に「原価差異」と書けば正解です。ここを間違えた方もいたと思います。

<下書き・計算過程>

直接材料費
#201 @24,000×20台=480,000
#202 @24,000×26台=624,000
#203 @24,000×18台=432,000
合計 480,000+624,000+432,000=1,536,000(1)

直接労務費
#201 @1,400×460時間=644,000
#202 @1,400×610時間=854,000
#203 @1,400×280時間=392,000

直接経費
#202 186,000(3)

製造間接費
予定配賦率 5,040,000÷16,800=@300
#201 @300×460時間=138,000
#202 @300×610時間=183,000
#203 @300×280時間=84,000
合計 138,000+183,000+84,000=405,000(2)

完成品
#201 480,000+644,000+138,000=1,262,000(4)

(5)予定配賦額405,000-実際発生額422,000=△17,000(借方差異)

【解答】各4点
(1)仕掛品1,536,000/材料1,536,000
(2)仕掛品405,000/製造間接費405,000
(3)仕掛品186,000/現金186,000
(4)製品1,262,000/仕掛品1,262,000
(5)原価差異17,000/製造間接費17,000

 

第5問 組別総合原価計算
(難易度:簡単 目標得点:20点)
組別の基本的な問題でした。問1で加工費の予定配賦率を計算し、A製品、B製品の加工費を自分で計算するのが組別の解き方の流れです。なお、B製品は減損が途中で発生していますので、?としておき、投入からマイナスして解きます。テキストレベルの内容でしたので、満点を取る必要があります。

<下書き・計算過程>

問1 81,900,000÷18,000時間=4,550

問2

<A製品>
月初仕掛品
 材料費 答案用紙より187,000
 加工費 答案用紙より63,500
当月投入
 材料費 答案用紙より3,200,000
 加工費 @4,550×450時間=2,047,500
月末仕掛品
 材料費 3,200,000÷2,000kg×200kg=320,000
 加工費 2,047,500÷1,950kg×100kg=105,000
完成品
 材料費 187,000+3,200,000-320,000=3,067,000
 加工費 63,500+2,047,500-105,000=2,006,000

<B製品>
減損が途中で発生しているので、減損の完成品換算量を?としておき、減損の個数を投入から差し引く。
月初仕掛品
 材料費 答案用紙より497,500
 加工費 答案用紙より217,500
当月投入
 材料費 答案用紙より6,195,000
 加工費 @4,550×800時間=3,640,000
月末仕掛品
 材料費 6,195,000÷(3,150kg-減損200kg)×500kg=1,050,000
 加工費 3,640,000÷(2,800kg+?kg-減損?kg)×200kg=260,000
完成品
 材料費 497,500+6,195,000-1,050,000=5,642,500
 加工費 217,500+3,640,000-260,000=3,597,500

問3 (5,642,500+3,597,500)÷2,750=3,360

【解答】
問1 4,550
問2

問3 3,360

 

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