トップページ > 解答速報


第144回日商簿記3級 問題と解答、合格率

日商簿記検定3級、第144回(11月20日実施)の試験問題、解答、解説、合格率を公開しています。

受験された方、試験お疲れ様でした!

今回の試験、いかがでしたか?
実際に受験した感想など、お気軽にコメント欄にお書きください♪
しばらく試験の事は忘れて、我慢していたことや好きなことをしてゆっくり休んでください。
日商簿記検定の公式な配点は公表されませんので、専門学校の解答で70点以下の方も実際の点数はわかりませんから、合格発表までは気にしなくて大丈夫です。

 

解答速報

解答速報が以下のサイトで公開されます。自己採点はこちらからどうぞ。

▼資格の大原

▼資格の学校TAC<簿記検定>

無料の試験問題と解答の請求

専門学校から無料第144回の試験問題と解答の冊子を送ってもらえます。
どのような問題が出題されたのか、解き方を知りたい方は請求しておきましょう。
簿記3級だけでなく、簿記2級の問題もついていますので、次回2月の試験直前に過去問として利用しましょう。

kako
▼資格の大原 試験問題と解答冊子の請求はこちら

●入手方法
こちらのリンクをクリック

②左側の中段 試験情報・体験記をクリックし、<第144回>日商簿記11月検定解答速報情報をクリック

③右側上段 申込みフォームをクリック

受験生の感想アンケート

 

第144回の日商簿記3級の合格率

予想合格率は52%です。今回は合格率が高くなりそうです。

<合格発表のスケジュール>
・12月22日 全国の合格率が発表
全国 45.1%(合格者数42,558名/受験者数94,411名)

・11月28日 各地域の合格率が発表
広島商工会議所 38.9%(合格者数382名/受験者数981名)
長野商工会議所 55.1%(合格者数163名/受験者数296名)
岡山商工会議所 46.7%(合格者数316名/受験者数677名)
松戸商工会議所 43.8%(合格者数284名/受験者数648名)
松本商工会議所 47.9%(合格者数149名/受験者数311名)
水戸商工会議所 40.6%(合格者数255名/受験者数628名)
徳島商工会議所 41.3%(合格者数104名/受験者数282名)

 

第144回の日商簿記3級の試験問題

今回出題された簿記3級の問題は次のとおりでした。

第1問 仕訳5問(配点20点)
1.売上返品
2.当座預金口座の開設と定期預金への預け入れ
3.消耗品の購入
4.貸倒れ(前受金の相殺あり)
5.支払手形と郵送代金(通信費)

第2問 備品の減価償却(配点8点)

第3問 合計試算表の問題(配点30点)
・日付別の取引を仕訳し、合計試算表を完成させる

第4問 伝票会計の仕訳日計表(配点12点)
・仕訳日計表を作成
・現金勘定への転記
・得意先元帳への記入

第5問 貸借対照表・損益計算書(配点30点)
1.現金過不足
2.仮受金→売掛金の回収
3.土地の仕訳を修正、買掛金→未払金
4.貸倒引当金の繰入
5.売上原価の計算(しーくりくりしー)
6.減価償却
7.支払家賃と前払費用
8.支払利息と未払費用
9.受取手数料と未収収益

第144回の日商簿記3級の解説

<解く順番>
第3問の仕訳の量が多く、集計に時間がかかりますので、最後に解きましょう。

第1問→第2問→第4問→第5問→第3問

<時間配分>
各問題の時間配分の目安は次のとおりです。

  配点 目標 著者
第1問 20点 16点 10分 4分
第2問 8点 8点 10分 4分
第3問 30点 20点 40分 26分
第4問 12点 12点 20分 5分
第5問 30点 24点 35分 11分
見直し 5分 5分
合計 100点 80点 120分 55分

 

<解答・解説>
今回は基本的な問題でしたので、日頃の勉強が得点に繋がったのではないでしょうか。テキストレベルの解きやすい問題が多かったので、合格率も高くなりそうです。ただ、第3問の合計試算表の書き方を間違えると厳しいです。

第1問(易しい)
仕訳の問題です。特に難しい内容はありませんが、小問4が見慣れない問題でした。満点も取りやすいです。

1.売上72,000/売掛金72,000

2.当座預金100,000/普通預金2,100,000
  定期預金2,000,000

3.勘定科目の選択肢に「消耗品」はありませんので「消耗品費」を使うことがわかります。
  消耗品費30,000/未払金30,000

4.前受金 200,000/売掛金800,000
  貸倒損失600,000

5.買掛金250,000/支払手形250,000
  通信費500/現金500

第2問(基本)
備品勘定と備品減価償却累計額勘定を記入する問題です。備品Cは当期に購入していますので、備品の前期繰越は備品Aと備品Bの取得原価の合計になります。また、備品減価償却累計額の前期繰越を自分で計算できたかどうかで得点が分かれたのではないでしょうか。

解答ア 備品の前期繰越
備品A100,000+備品B360,000=460,000

解答イ 備品の当座預金
備品C180,000

参考:備品180,000/当座預金180,000

解答ウ 備品減価償却累計額の前期繰越
①備品A(100,000-100,000×10%)÷5年×3年=54,000
②備品B(360,000-0)÷4年×4か月÷12か月=30,000
③合計 54,000+30,000=84,000

解答エ 備品減価償却累計額の減価償却費
①備品A(100,000-100,000×10%)÷5年=18,000
②備品B(360,000-0)÷4年=90,000
③備品C(180,000-0)÷3年×11か月÷12か月=55,000
④合計 18,000+90,000+55,000=163,000

第3問(基本)
合計試算表を記入する問題です。問題文が日付別に与えられているため、二重仕訳は出てきません。仕訳の量は多いですが、問題の難易度は低いです。時間をかけて正確に集計しましょう。資産と負債の勘定は集計が多いので、上からではなく、下から順番に記入すると簡単なのです。

ステップ1 問題文を読み、仕訳を下書き用紙に書く。

3日
 売掛金400,000/売上400,000

4日
 広告費25,000/普通預金25,200
 支払手数料200

5日
 修繕費40,000/現金40,000

6日
 当座預金492,000/受取手形500,000
 手形売却損8,000

11日
 所得税預り金4,000/普通預金4,000

12日
 仕入275,000/買掛金275,000

13日
 仮払金30,000/現金30,000

14日
 売掛金750,000/売上750,000

17日
 旅費交通費34,000/仮払金30,000
          現金4,000

18日
 現金100,000/普通預金100,000

20日
 支払手形200,000/当座預金200,000

25日
 給料153,000/普通預金150,000
       所得税預り金3,000

26日
 租税公課3,000/現金3,000

27日
 仕入560,000/支払手形560,000

28日
 通信費  8,000/普通預金64,000
 水道光熱費24,000
 資本金  32,000

31日
 買掛金 700,000/普通預金701,000
 支払手数料1,000
 普通預金950,000/売掛金950,000

ステップ2 下書きの仕訳を集計し、答案用紙の勘定科目の横にメモして、合計試算表を記入する。
例:現金の貸方を記入する場合

下書きの仕訳より、左側(貸方)の現金を合計する。
①18日の100,000をメモしておく。
②合計試算表の貸方を記入する。
 1,260,000+100,000=1,360,000


※9月30日の欄は最初から記入されていますが、下記の説明のため一部だけ記入しています。

豆知識:この問題は、実務に近い設定になっています。例えば、売掛金は前月の借方合計と当月の貸方合計が同じになっているので、前月までに発生した売掛金はすべて当月までに回収していることがわかります。これは1か月で売掛金を回収しているためです(売掛金の回収期間が1か月)。残高試算表より、合計試算表の方が売掛金を回収したがどうか確認しやすいのです。
同じように買掛金も、前月までに発生した金額を当月までにすべて支払いをしていることがわかります。

 

第4問(基本)
伝票会計の仕訳日計表の問題です。量も少なく、とても簡単です。ここは満点を取りましょう。

ステップ1 下書きに仕訳を書く。

現金30,000/売掛金(札幌)30,000
現金40,000/売上40,000

買掛金23,000/現金23,000
買掛金16,000/現金16,000
水道光熱費9,000/現金9,000

売掛金(札幌)80,000/売上80,000
受取手形24,000/売掛金【仙台】24,000
仕入53,000/買掛金53,000

ステップ2 下書きを見て仕訳日計表を記入する。次に現金勘定を記入する。最後に、札幌商店の売掛金残高を記入する。

144_3_4

(2)札幌商店への売掛金¥99,000

 

第5問(普通)
財務諸表(貸借対照表と損益計算書)の問題です。基本的な内容ですが、売掛金の金額が変わった点を貸倒引当金の計算に反映される点が間違いやすいポイントでした。

ステップ1 下書きに仕訳を書く。

1.   △4,000
564,000→→→→→560,000
 通信費3,600/現金4,000
 雑損400

2.仮受金67,000/売掛金67,000

3.買掛金360,000/未払金360,000

4.(867,000△67,000)×3%=24,000
        +14,000
 貸引 10,000→→→→→→24,000

 貸倒引当金繰入14,000/貸倒引当金14,000

5.仕入273,000/繰越商品273,000
 繰越商品189,000/仕入189,000

6.400,000÷5年=80,000
 減価償却費80,000/減価償却累計額80,000

7.240,000×2か月÷6か月=80,000
 前払費用80,000/支払家賃80,000

8.600,000×2%×3か月÷12か月=3,000
 支払利息3,000/未払費用3,000

9.未収収益24,000/受取手数料24,000

ステップ2 決算整理前残高試算表の金額を答案用紙の貸借対照表と損益計算書の横に写す。
ステップ3 下書きの仕訳を答案用紙の貸借対照表と損益計算書の横に写す。

当期純利益 収益5,400,000-費用4,993,000=514,000

144_3_5

<書籍>


パブロフ流でみんな合格
日商簿記3級 第2版
テキスト&問題集

パブロフ流でみんな合格
日商簿記3級
総仕上げ問題集

<スマートフォン用アプリ>
パブロフ簿記3級
パブロフ簿記3級
[Android] [iPhone] [iPad]

1 / 912345...最後 »