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第149回日商簿記2級 問題と解答、予想合格率

受験された方、試験お疲れ様でした!
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しばらく試験の事は忘れて、我慢していたことや好きなことをしてゆっくり休んでください。
日商簿記検定の公式な配点は公表されませんので、専門学校の解答で70点以下の方も実際の点数はわかりませんから、合格発表までは気にしなくて大丈夫です。

<更新情報>
6/18 各地の合格率を更新

 

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受験生の感想アンケート

 

第149回の日商簿記2級の合格率

今回の試験は非常に難しかったので、合格率は異常に低くなりそうです。アンケートも過去で一番厳しい結果になっています。真面目に勉強した方が報われる試験になるといいのですが…。

予想合格率は15%です。

・6月18日 各地域の合格率が発表
松戸商工会議所 19.0%(合格者数56名/受験者数295名)
岡山商工会議所 13.5%(合格者数40名/受験者数296名)
水戸商工会議所 25.9%(合格者数42名/受験者数162名)
松本商工会議所 8.9%(合格者数7名/受験者数79名)
長野商工会議所 27.4%(合格者数37名/受験者数135名)
徳島商工会議所 12.0%(合格者数9名/受験者数75名)

 

第149回の日商簿記2級の試験問題

今回出題された簿記2級の問題は次のとおりでした。茶色は問題集の対応問題です。

第1問 仕訳5問(配点20点)
1.電子記録債権の割り引き
2.満期保有目的債券の取得と端数利息
3.資本的支出と収益的支出、修繕引当金
4.増資
5.ファイナンス・リース取引(利子抜き法)

第2問 外貨建取引の商品売買(配点20点)
【対応:商業総仕上げ問題集Ch2-3(外貨以外の部分)】

第3問 本支店会計の本店の損益(配点20点)
【対応:商業総仕上げ問題集Ch7-1,2】

第4問 直接原価計算の損益計算書(配点20点)
【参考:工業総仕上げ問題集Ch4-2(問題の形式が似ています)】

第5問 工程別総合原価計算(配点20点)
【対応:工業総仕上げ問題集Ch6-1,2,CH7-2】

 

第149回の日商簿記2級の解説

<解く順番>
今回は第2問、第3問、第4問が時間がかかるため、簡単な第1問、第5問を先に解くことが重要でした。

第1問→第5問→第4問→第2問→第3問

<時間配分>
各問題の時間配分の目安は次のとおりです。ボリュームが多すぎて、全部解くと時間が足りませんので、第2問、第3問は部分点が取れそうな箇所だけ解くことが大切です。

  配点 目標 著者
第1問 20点 20点 13分 8分
第2問 20点 10点 30分 26分
第3問 20点 12点 35分 26分
第4問 20点 10点 25分 11分
第5問 20点 20点 15分 8分
見直し 2分 10分
合計 100点 72点 120分 99分

 

<解答・解説>
今回の試験は、解くのに時間がかかる問題(第2問、第3問がやることが多い)で、初めて見る形式の問題も多く、難易度が高かったです。基本的な内容の第1問、第5問で満点を確保し、次に解きやすい第3問に時間をかけて部分点を確保し、第2問、第4問はわかる部分を記入する、これが合格するための時間配分でした。

なお、第3問の本支店会計は総仕上げ問題集や実践問題でほぼ同じの問題を出題していたので、慣れていた方は解けたのではないでしょうか。私の出題予想が結構当たっていた(第2問の外貨、第4問の直接原価計算、第5問の工程別)のですが、出題された問題が難しかったので、予想が当たっても意味はなかったです。

 

第1問 仕訳5問
(難易度:易しい 目標得点:20点)
基本的な仕訳の問題でした。他の問題が難しいので、ここで満点を取りたいです。テキストレベルの内容で、特に難しくありません。

【解答】各4点
1.当座預金297,200/電子記録債権300,000
  電子記録債権売却損2,800
2.満期保有目的債券988,000/当座預金988,800
  有価証券利息800
3.建物180,000/当座預金900,000
  修繕引当金600,000
  修繕費120,000
4.株式申込証拠金22,400,000/資本金11,200,000
              資本準備金11,200,000
  当座預金22,400,000/別段預金22,400,000
5.リース資産260,000/リース債務260,000

 

第2問 外貨建取引の商品売買
(難易度:難しい 目標得点:10点)
一つ一つの内容は難しくはないのですが、やることが多くて、どういう手順で進めて解くのか混乱する大変な問題でした。ここは解けなくて大丈夫です。過去に出題された商品売買の問題(総仕上げ問題集CH02-03)に外貨取引を入れて、難しくなった感じです。

難しい問題が出た場合、取引の仕訳を書いてみて、答案用紙のわかりそうな部分を記入することが大切です。下記の内容は本問の中で簡単な部分でした。なお、販売時の仕訳を書く際に、売上原価を移動平均法で自分で計算する必要がある点が難しく、これによって商品勘定の貸方の記入も難しかったです。

<簡単な部分>
・買掛金勘定の記入
・商品勘定の借方(左側)の記入
・機械装置勘定の記入
・当期の売上高

<解き方>
下書きに仕訳を書き、答案用紙に記入します。

【解答】

(1)上記、下書き参照

(2)損益の金額
 ①当期の売上高¥ 12,525,000
 ②当期の為替差損¥ 708,000
 ③当期の為替差益¥ 0

 

第3問 本支店会計の本店の損益勘定
(難易度:やや難しい 目標得点:12点)
出題内容は総仕上げ問題集(CH07-01、02)やアプリの特典の実践問題④で出題していましたが、本問は非常にボリュームが多く、心が折れる問題でした。本店の損益勘定を記入する問題は、支店の仕訳を無視して解くと短時間で7~8割程度の得点が確保できるのですが、なかなか勇気が必要なので、試験中に実行するのは難しかったと思います。そして、(B)未処理事項等(4)が難しいのですが、商品を販売しているのではなく送っているだけですので「仕入」を使うことになります。

下記の簡単に解ける部分を解くことが大切でした。
<難しい部分(捨て問)>
・支店
・仕入
・租税公課
・繰越利益剰余金

<簡単な部分(得点したい)>
・有価証券利息
・棚卸減耗損、支払家賃、給料、広告宣伝費、減価償却費、貸倒引当金繰入
・のれん償却

<非常に簡単な部分(書き写すだけ)>
・売上、受取手数料、有価証券売却益、受取配当金
・支払利息

ステップ1 下書きに仕訳を書きます。


ステップ2 本店の損益勘定を記入します。ここで「支店」は時間がかかるので、後回しにします。
計算は、残高試算表の本店欄±下書きの仕訳で計算します。

ステップ3 支店の損益勘定を記入します。最後に本店の損益勘定「支店」を記入します。

【解答】

第4問 直接原価計算の損益計算書
(難易度:難しい 目標得点:10点)
直接原価計算の問題でしたが、見たことがない出題形式でした。具体的に何を使って計算すればいいのか、非常にわかりにくかったと思います。私も今まで初めてみる問題でした。冷静に答案用紙を見てみると、問題文の資料の金額を書き写すだけで解答できる部分も多いので、簡単な部分を確実に記入しておくことが大切でした。簡単な部分だけでも十分な部分点を確保できます。

<簡単な部分>
・仕掛品勘定の期末有高
・損益計算書の期末製品有高
・損益計算書の変動販売費、製造固定費、固定販売費・一般管理費

<解き方>
問題文の情報を下書きのBOX図に写していきます。原価差異も難しかったので、解けなくて問題ありませんでした。

 

第5問 工程別総合原価計算
(難易度:基本 目標得点:20点)
工程別総合原価計算で仕損の両者負担、完成品負担のパターンで、仕損品の評価額も出てくる問題です。さらに、第1工程は平均法、第2工程は先入先出法となっており、ミスしないように注意が必要です。仕損の中では難しい内容なのですが、テキストや総仕上げ問題集で学習した内容ですので、難易度を基本としています。他の問題が難しいので、今回は第5問でミスすると合格が厳しいです。

ステップ1 状況を整理します。問題文を読むと「第1工程は仕損の発生点が不明、第2工程は仕損が終点で発生している」と書いてありますので、それぞれのパターンでBOX図を書くことになります。

ステップ2 第1工程のBOX図(両社負担で平均法)を書きます。

合計
 材料 86,000+1,800,000=1,886,000
 加工費 175,000+3,380,000=3,555,000
月末
 材料 1,886,000÷8,200個×600個=138,000(答)
 加工費 3,555,000÷7,900個×300個=135,000(答)
完成品
 材料 1,886,000-138,000=1,748,000
 加工費 3,555,000-135,000=3,420,000
 合計 1,748,000+3,420,000=5,168,000

ステップ3 第2工程のBOX図(完成品負担で先入先出法)を書きます。

月末
 前工程費 5,168,000÷7,600個×1,000個=680,000(答)
 加工費 4,608,000÷7,200個×400個=256,000(答)
完成品
 材料 416,400+5,168,000-680,000-仕損品210,000=4,694,400
 加工費 241,600+4,608,000-256,000=4,593,600
 合計 4,694,400+4,593,600=9,288,000(答)

 

【解答】

第1工程月末仕掛品の原料費 138,000円
第1工程月末仕掛品の加工費 135,000円
第2工程月末仕掛品の原料費 680,000円
第2工程月末仕掛品の加工費 256,000円
第2工程完成品総合原価 9,288,000円

 

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