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未取立小切手と未取付小切手(未呈示小切手)の違い

パブロフくんみとり…たて?みとり…つけ?

お兄さんパブロフくん、どうしたの?

パブロフくん銀行残高調整表の問題で、そっくりさんがいるんだ。

お兄さん未取立小切手と未取付小切手のこと?

パブロフくんうん、それそれ。わかりやすく教えて~♪

 

銀行勘定調整表を作成するときに「未取立小切手」と「未取付小切手」が出てきます。
それぞれどのようなものでしょうか。

未取立小切手(みとりたてこぎって)

代金を回収したときに小切手を受け取り銀行に持って行ったが、銀行の都合でまだ換金していない状態(まだ取り立てを行っていない状態)の小切手を、未取立小切手といいます。

簿記では、 銀行に持って行った時点で当座預金を増やす仕訳をするので、銀行が小切手を換金したかどうかは関係ありません。したがって未取立小切手が発生していても当社が何か仕訳する必要はありません。

未取立小切手

銀行勘定調整表の記入

銀行勘定調整表を作成する場合、当社は仕訳なしなので「銀行側」に記入します。また、銀行の残高を増やせば当社の帳簿残高と一致するので「加算」に記入します。

例題:得意先に商品を売り上げ¥120の小切手を得意先から受け取り、直ちに当座預金に預け入れていたが、当社の取引銀行はこの小切手の取立をまだ行っていなかった

解答:仕訳なし

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未取付小切手(みとりつけこぎって)

代金を支払うために小切手を振り出したが、受け取った相手が銀行で換金していない状態(取引先がまだ自分の銀行に未呈示の状態)の小切手を未取付小切手といいます。

簿記では、当社が相手に小切手を渡した時点で当座預金を減らす仕訳をするので、相手が小切手を銀行に持って行ったかどうかは関係ありません。したがって未取付小切手が発生していても当社が何か仕訳する必要はありません。

未取付小切手

銀行勘定調整表の記入

銀行勘定調整表を作成する場合、当社は仕訳なしなので「銀行側」に記入します。また、銀行の残高を減らせば当社の帳簿残高と一致するので「減算」に記入します。

例題:買掛金の支払いのため、仕入先に振り出しした小切手¥70がいまだ銀行に未呈示だった。

解答:仕訳なし

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まとめ

未取立小切手 → 当社の仕訳不要、銀行の加算に記入

未取付小切手 → 当社の仕訳不要、銀行の減算に記入

銀行勘定調整表で当社の仕訳が必要なのは、未渡小切手だけ。

 

お兄さん言葉に惑わされないで、どんな状況なのか把握することが大切なんだよ。

パブロフくんはーい!(・・・すぐに忘れそう) 

 

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